教習項目8「歩行者の保護など」

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教習項目解説

かなり重要な項目です。この項目を理解しておかないと学科試験も卒業試験も合格は難しいと思ってください。特に歩行者に対する措置をしっかり理解しておく必要があります。

歩行者に対する安全な間隔がどれくらいなのか、横断歩道に近づいた際にはどのような判断と行動を行えば良いのかを重点的に学びます。

歩行者のなかには当然こどもや高齢者も含みますので、このような人たちが歩いている場合はドライバーに求められる義務(後述)も発生することを覚えておきましょう。安全地帯の概念もここで登場しますので、おさえておくべきポイントは後述していきます。

試験対策ポイント

  • 安全な間隔とは?
  • 安全地帯のそばを通るとき
  • 停止中の路面電車及び通学、通園バスへの対応
  • 横断歩道に近づいた場合
  • こどもや高齢者への対応

まとめ

特に横断歩道関係は覚えておきましょう。一般道路を走行する卒業検定では必ずと言っていいほど横断歩道があると思います。基本的に横断歩道に人が立っている場合は(渡るのか渡らないのかハッキリしない場合)、すぐに停車できる速度を落として下さい。

一方で、横断歩道を渡ろうとしている歩行者が明らかにいる場合は確実に譲ってください。このまま通過してしまうと…もう分かりますよね?ちなみに安全な間隔とはおおむね1.5mのことです。基準があった方が対処しやすいと思うので念のため。

停止中の路面電車関連の内容は難しいので以下にまとめてみました。

停止中の路面電車に近づいた場合の対処法

  • 後方で止まる(人の乗り降りがあるとき)
  • 徐行する(安全地帯があるとき)
  • 徐行する(乗り降りしている人がいないとき+安全な間隔)

停止中の通学、通園バスに近づいた場合の対処法

  • 徐行する(人の乗り降りがあるとき)

です。人の乗り降りがあった場合、路面電車の場合は後方で止まり、通学、通園バスの場合は徐行となります。この違いは覚えておきましょう。安全地帯がある場合は最大で徐行とも覚えておくと少しは楽になります。

こどもや身体の不自由な人に対する対応は「一時停止か徐行」です。必ず一時停止するわけではありません。みなさんがご存知の初心者マーク関連も出てきますが、免許を取得して1年以内の表示義務は分かっていても、その効力に関する意味は分かっていない人が多く感じられます。

初心者マークをつけている自動車に対しては 「幅寄せ、割り込み禁止」です。まぁマークがあろうがなかろうが嫌がらせには違いないので、どの車に対しても幅寄せや割り込みをしないでください。