路上教習の最初に行うこと

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路上に出る前に日常点検を行います

点検とは言っても難しいものではなく、どちらかというと構造の説明になります。教習原簿に記載されている項目にも「路上運転に当たっての注意と路上運転前の準備」と書いてありますので、公安委員会から指定を受けている教習所ならどこでも同じような内容を行っていると思います。

ブレーキオイルやバッテリー液の残量、オイルの調べ方、タイヤの溝や空気…動かせる部分は全般的に動かして説明します。これらは数分で終わる簡単な作業ですから是非覚えておきましょう。特に外車はこれらの整備をすることが前提で設計されていますので覚えておいて損はありません。

路上に出るに当たって抑えておきたいこと

道路の構造だけを見れば教習所のコースよりも路上のほうが走りやすいかもしれません。所内にあった90度の鋭角な交差点なんかほとんどありませんし、狭路(S字、クランク)においても住宅街を走行しない限りはほとんど見かけることがないでしょう。

しかし道路環境においては路上になることによって一気に難易度が上がります。教習所の敷地という外部から遮断された空間から本当の意味でのリアルワールドに出るわけです。当然ほかの車も歩行者も存在しますから万全の注意を払わないと危険ですよね。

  • 他の車や歩行者を含めてしっかりと状況把握をすること
  • 速度の調節技術は早めに身につけること
  • 前方にだけ注意せず標識などはしっかりと認識すること

これらのいずれかが欠けても運転には支障が出てきます。最初は極度の緊張などですべてを同時進行することは難しいかもしれませんが、それらを行うためにも環境に慣れることが大切です。慣れる方法はとにかく繰り返すのみ!人間は反復によって物事を身につけることができる生物だからです。

分からないことは指導員に聞く

分からないことはしっかりと指導員に聞いて下さい。そのためにお金を払っていますし、指導員も運転や知識を教えるのが仕事です。不明瞭な部分を解決することによって双方の目的が達成されるのが自動車教習所です。例えそれが些細な質問であっても気軽に聞いていきましょう。