最初の技能教習で復習になる確率

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想像と現実の差異

最初の技能教習で復習になる確率…これ知りたくないですか?

本格的にアンケートや集計を取って算出したデータではありませんが、概ね10人中4人ほどの確率で送り(教習復習)になっている感じです。思ったより多くないですか?

教習に限らずピアノでもギターでもそうですが、誰でも最初に行うものに関しては難しさを伴います。

頭の中ではスマートに運転している姿を思い浮かべている(妄想)かもしれませんが、夢と現実はいつの時代もかけ離れているものなのです。

上手い人が投稿しているYouTubeのゲームプレイ動画と同じですね。見ているだけなら「自分にも出来そう!」と感じても、実際にプレイすると全然上手くいきません。(筆者はこれをモンハン現象と呼んでいます)

最初の技能教習に関しても、いざハンドルを握ると想像していたよりもはるかに難しいハンドル操作に大きなギャップを抱くはずです。

こうなってしまうと人によっては「私は運転に向いていないんじゃないだろうか?」「センスのかけらもないのでは?」と不安な気持ちになってしまうかもしれません。

ですが上の数字を見てください。4割ですよ。センスどうこうの問題ではなくて他の人も同じように大きな不安を抱えているのです。

かと言って「自信を持って下さい!」なんてことは言いません。指導員によっては励ましの言葉としてこれを伝えている方がいますが、無理に自信をもつ必要はないと思います。

その理由として…

  • そもそもどこに自信を持てばいいのか→自信は本来出来ているからこそ抱ける概念
  • 自信をもつことで出来ない運転に対して開き直る可能性がある→上達しない→さらに教習が延びる→負のスパイラル

と言ったことが考えられるからです。どちらも技量向上に対してプラスに働くとは思えません。

どちらかと言えば自信を持つことよりも、「改善点を理解して実行に移す」ことの方が明らかに大切な気がします。この改善点は自分ではなかなか見つけられないもの。

そこで必要となる行為が指導員への質問です。指導員は相手の運転技量を計り、修正、上達させるプロですから(ちゃんと警察でめちゃ難しい国家資格を取ります。)、質問をすればしっかりと答えてくれます。

逆に質問に対して何もアドバイスをくれない指導員は色々な意味で残念ですね。基本的にちゃんとした指導員はしっかりと教えてくれるので安心して質問して下さい。

たまに指導員の方からも「何か質問ありませんか?」と聞かれる可能性がありますが、その時にこそ「改善点を教えて下さい。」と伝えるべきでしょう。

色々と指摘されると落ちこんでしまうかもしれませんが、教習所は学びの場所です。褒められるためだけに通っているわけではないですよね。

学ぶ気持ちをしっかりと備えておけば、指導員の指摘も自分にとって有益な情報として捉えることができます。

教習で復習項目になっても、それは将来自分が事故を起こさないためだと思い、前向きに考えるようにしましょう。