「S字とクランクのコツ」の内容を最新版に更新しました。画像をより詳細な物にリファインしました。

馬や牛は自転車と同じ軽車両

学科教習

今でも現役の交通手段

実は今でも道路交通法上では馬や牛、ロバなどは分類上軽車両として明記されています。これはかつて交通手段として日常的に使われていたという歴史があり、今でも自動車の走れない地域では重要な交通手段として使われている背景があります。

確か大学最後の卒業旅行で訪れた沖縄県竹富島でも、実際に牛が自動車代わりに使われている光景を見ることができました。

牛とは言っても本土にいるような「THE 牛乳」という感じではありません。どちらかというと言うと全身が真っ黒い体毛で覆われた「闘牛」のイメージを持って頂ければ分かりやすいと思います。

沖縄県で人の移動に使われる牛は、「水牛」という比較的大柄な牛で、人が乗ったリアカー(10人くらいまで乗れる)をたった1頭で引っ張る力を持っています。

自動車でもエンジンのパワーを表す記号として「馬力」という表現をしますが、この馬力という単位も牛が引っ張る力をルーツとしています。つまり牛が1頭で引っ張れる力を1馬力、2頭で引っ張る力を2馬力と表現します。

スポーツカーで400馬力……なんてことは今では珍しいものでもありませんが、この場合は牛が400頭で引っ張るような力と言うわけです。

当然軽車両ですから歩道を歩くことはできません。ただし人を運ばない放牧時、あるいは飼育環境ではなく野生化で生息している牛が歩道を通過する場合は除きます。(牛に違反切符を取っても「モォ~」しか言わないため)

一般公道において人を運んでいた際、牛が暴走して歩行者に危害を加えた場合は道路交通法による人身事故が成立します。また、お腹が空いたことが原因で暴走し、歩行者に危害を与えた場合は「整備不良による人身事故」という扱いになります。

当然自転車が歩行者に当たったときと同様の賠償責任が問われますので、牛や馬を運転する際は気を付けましょう。

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