「S字とクランクのコツ」の内容を最新版に更新しました。画像をより詳細な物にリファインしました。

つり目のデザインには意味がある

トリビア

スタイリッシュな印象のつり目型ヘッドライト

現代販売されているほとんどの車はヘッドライトがつり目です。これは昔の車と比較すると簡単に分かると思います。

少し古さを感じる昔のデザイン

スタイリッシュな現在のデザイン

まぁ単純にデザイン面で見てもつり目の方がカッコイイですしね。アニメのキャラクターのほとんどがつり目なのはこうした理由からだと思います。

逆に可愛さを追及するならタレ目や丸目でいいわけですよね(^o^)たれぱんだがつり目だったら全然可愛くないわけで……。

車の世界でつり目が流行しているのは、デザイン的に見てもスタイリッシュでカッコイイからと言った単純明快な理由が大きいでしょうね。

しかしデザインの世界は奥が深い(´・ω・`)

実は自動車のヘッドライトはデザインだけを見て設計されているわけではなく、事故を少しでも防ごうと試みるメーカー側の見えない努力も詰めこまれているのです。

トレンドと人間工学の融合

自動車を前から見てもらうと分かるのですが、よく観察するとそれぞれのパーツが人の顔を模していることが分かります。

ヘッドライトが目、グリルが鼻、エアインテークが口、サイドミラーが耳……なんだか人の顔っぽいですよね(^o^)

これは車に限らず鉄道にも同じことが言えます。電車や新幹線もよく見ると人の顔っぽく見えてきますから。

実はこれってちゃんとした理由があるんですよ。

ヒトはヒトの顔を見ると安心する

これは生物学的見解に基づく「ヒト」の説明であり、個人間の苦手意識や「他の人に会いたくない!外に出たくないンゴ(・ω・)プルプル」みたいな性格上のものは除きます。

ようするに同種族どおしでの安心感を示しており、ジャングルの中に迷いこんだ際にゴリラではなくヒトを探すのは同種族間の信頼によって成り立つシステムのひとつです。

(ゴリラは助けてくれないけどヒトなら助けてくれるかもしれない……という信頼。)

ヒトは無意識にヒトを意識しますので、それに異変(欠損や病気など)が生じていれば何かしらの防衛本能が働きます。

つまり何が言いたいかと言うと……。

実は車のヘッドライトって今の技術なら2つある必要がないんです。1つでも十分照らせますからね。

それでもいまだに多くの車が2つのヘッドライトをヒトの目のように配置しているのは、1つ目だと何だか気味が悪くて生理的に受け付けないからです。

片方のヘッドライトが消えると人間でいう欠損を意味しますから、早いうちに直したくなるような生理的な作用を利用して設計されています。

「さっさと直さないと気持ちが悪い。」と思わせることで、整備不良車両を少なくする狙いがあるのです。

ヒトは本能的に怒った顔を発見しやすい

これはみなさんが500万年前に猿だった頃の名残です。自然界において怒った顔は敵対心を表し、それがもし自分に向けられているのなら補食の対象である可能性が高くなります。

こうした危険性をいち早く察知する防衛本能として、我々哺乳類の基本行動の中には怒った顔を発見しやすくするメカニズムが刷り込まれているのです。

自動車におけるつり目のヘッドライトはこうした人間工学的な面も利用されています。

芝猫
芝猫

確かにつり目は怒った顔をしているね。

メーカーのこうした絶え間ない努力もあって、死亡事故はピークに比べるとかなり減ったんですよ。

かと言ってヒトの防衛本能だけにまかせても良いというわけではありませんし、丸目だから危険とかそういうわけでもありません。

どんなに優れた安全装備よりも、事故を起こさない安全運転の意識の方が数百倍大切です。

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