教習項目5「走行位置と進路」(画像準備中)

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修了検定、卒業検定はいずれも持ち点100点の状態から始まり70点以上で合格となります。減点は5点、10点、20点があり、信号無視などの中止項目に該当すると一発不合格になります。(▼=1回目減点なし、2回目は1回目も加算して減点。)

キープレフトの原則

片側一車線の場合

左側車線の左寄りを走行します(道交法第18条)。左側車線ならどこでも自由に走行して良いわけではありません。

片側二車線以上の場合

片側二車線以上ある場合、最も右側の通行帯は追い越しのために空けておき、左側の通行帯を走行します(道交法第20条)。所内ではまずないと思いますが、路上では片側二車線以上の道路を走行する機会も想定され、理由もなく最も右側の通行帯を走行していると減点されます。取締りを受けた場合は違反点数1点、反則金6,000円が課せられます。

右側の車線を500m以上走行。(所内5点/路上10点)

ハンドルの回し方

ハンドルを持つ位置

水平(9:15の位置)より少し上(10:10の位置より僅かに下)の位置です。ハンドルによっては親指をかける部分に突起があるので目安になります。

直進中にハンドルの下側だけ、又は片手でハンドルを保持。(所内5点/路上5点)

手を小さくクロスさせることがポイント

手を小さくクロスすることで後述の誤った回し方を防ぐ役割があります。

誤った回し方1「送りハンドル」

手をクロスさせないで回す方法を送りハンドルといいます。比較的緩い右カーブで発生することが多いです。細かい調整が可能ですが、左カーブや左折のような急速回転には不向きです。この回し方は手を持ち替えているのではなくずらしているだけなので、正確なハンドル操作とは異なります。

誤った回し方2「打掛けハンドル」

免許取消し処分者、いわゆる運転経験者に多く発生します。

誤った回し方3「片手ハンドル(片手を支点として回す)」

手を大きくクロスした際に発生しやすいです。右手と左手の間隔が遠くなることで、もう片方の手が対角線上に残りやすくなることにより、手の平を支点としてハンドルを回してしまいます。左カーブからの復帰、左折後の復帰、クランク内で発生しやすい傾向があります。

カーブ中に両腕を交差したまま持ち替えない。(所内5点/路上5点)

ハンドル操作のたびに上体がかなり傾く。(所内5点/路上5点)

合格へのポイント

ハンドルの回し方は自己流ではダメ

家族や友人、タクシーなどに同乗していると様々なハンドルの回し方を目にすることがあると思いますが、教習所では「正しいハンドルの回し方」も評価に入るので自己流はダメです。ある程度運転に余裕が生まれると、ハンドル操作が適当になりがちです。人間は楽なほうに傾倒していく習性があるため、気がつけば片手でハンドルをくるくると回し始める教習生もいます。

しかし思い出してほしいのはここが教習所であるということです。つまり常に評価、採点をされています。免許取消し処分を受けて改めて教習所に通う人でもまずはハンドル操作から説明されます。経験者とはいえ、教習所の検定基準に沿わないと合格できないためです。免許取消し処分者の多くが試験場での一発試験を諦めて教習所に通う理由がここにあります。

正しい回し方を習得することで卒業後のハンドル操作に大きな差がでる

最初は前述の「手を小さくクロス」を念頭に置き、慣れてきた頃に(曲がり角が中心となる項目8までを目安に)ある程度自分なりに回しやすい手の位置を模索するのも良いでしょう。正しい回し方を習得できればハンドルを戻した際にも同様の回転運動を行いやすいです。一方で正しい回し方に慣れずに「大きくクロス」を行うとハンドルが誤った回し方に繋がってしまいます。

確かに片手でくるくる回すのは楽かもしれませんが、正しいハンドル操作を「できるけどやらない」と「できなくてやらない」は大きく異なります。ハンドル操作は運転の要とも言えるほど重要な技術のひとつなので、正しい回し方を習得するまではしっかりと意識して回すようにしましょう。