規制標識
【通行止め】車に限らず歩行者も通行することができません。現状では福島原発の避難区域や、土砂崩れなどによる道路の崩壊現場に見られる標識です。「関係者を除く」補助標識とセットの場合が多いです。
【車両通行止め】タイヤが付いているすべての車両が通行できません。当然ながら自転車や原付も通行できません。
【車両進入禁止】いわゆる一方通行の出口です。駅の改札やエスカレーターの出口にもこのマークが標示されています。車両という表記なので原付や軽車両も進入できません。
【二輪の自動車以外の自動車通行止め】つまりバイク以外は通行できないということです。あくまで自動車なので、自動車に属さない原付や軽車両は関係ありません。
【大型貨物自動車等通行止め】特定中型貨物自動車以上の貨物自動車は通行できません。普通自動車免許で乗れる貨物自動車(2t、軽トラ等)は通行できます。ようするに大きなトラックはダメです。
【大型乗用自動車通行止め】バスは通行できません。比較的分かりやすい表記。
【二輪の自動車・原動機付自転車通行止め】バイクと原付は通行できません。
【大型自動二輪車および普通二輪自動車二人乗り通行禁止】バイクで二人乗りができません。
【自転車以外の軽車両通行止め】リヤカーや人力車、馬車などが通行できません。
【自転車通行止め】自転車は通行できません。
【車両(組合せ)通行止め】そのままの意味です。基本的にこの標識は記載されている車種のみ通行できないことを表しています。
【車両横断禁止】右折を伴う横断をしてはならないことを表しています。対向車線側にマクドナルドがあっても右折で進入できないイメージです。一方で左折は禁止されていません。交通量の多い幹線道路でよく見られる標識です。
【転回禁止】Uターン禁止のことです。
【追越しのための右側部分はみ出し通行禁止】車を追越す際に、対向車線にはみ出てはいけないことを表しています。勘違いされやすいのですが追越し禁止ではありません。追越し禁止の場合は補助標識にて「追越し禁止」と提示されています。
【駐停車禁止】駐停も停車もできません。
【駐車禁止】駐車のみできません(停車は可)。ちなみに停車のみを禁止する標識は日本の法規上存在しません。
【危険物積載車両通行止め】大雑把に言えば爆発物を積んでるような車(ガソリンを大量に運ぶタンクローリー等)は通行できません。
【重量制限】そのままの意味です。エレベーターと同じです。
【高さ制限】そのままの意味です。陸橋等の下に多く見られます。
【最大幅】そのままの意味です。ちなみに車検証に記載されている車幅サイズの中にサイドミラーは含まれていないので気をつけて下さい。
【最高速度】標示された速度をこえて通行してはいけません。つまりこの場合は51kmで通行すると違反になります。
【最低速度】人生においてUFOを見る確率よりも低い第一級のレア度を誇る標識です。標示された速度を下回ってはいけません。つまりこの場合は29km以下になると違反になります。
【原動機付自転車の右折方法(小回り)】原付の二段階右折を禁止している標識です。一般的な車と同じように右折して下さい。
【徐行】すべての車は10km以下の速度で通行しなければなりません。
【一時停止】そのままの意味です。停止に必要な時間は概ね2秒~3秒と言われています。一瞬止まれば良いわけではないので気をつけましょう。ちなみに停止線がない場合は交差点の直前で一時停止を行います。
【歩行者通行止め】そのままの意味です。歩行者に危険が及ぶことが明確な区域で見られる傾向がある標識です。ダムの決壊現場や崩壊した橋の入口あたりで見ることができます。
【横断禁止】そのままの意味です。交通量の多い幹線道路でよく見られる標識です。
指示標識
【指定方向外進行禁止】矢印の方向にしか通行できません。この場合は右折ができません。
【時間制限駐車区間】この標識に標示されている時間をこえて駐車をしてはいけません。料金を追加して駐車時間を延長することもできません(前払い式)。
【自動車専用道路】有名なものでは首都高速道路がこれに該当します。自動車専用なので分類上自動車ではない原付や軽車両は通行できません。ですので以前ニュースで話題になっていた「ウーバーイーツの自転車が首都高を走っていた」行為は違法です。
【自転車専用道路】いわゆるサイクリングロードのことです。実は歩行者はダメです。ポケモン赤緑のサイクリングロードで強制的に自転車に乗せられるのはこのためです。
【自転車及び歩行者専用】歩行者と自転車のみ通行することができます(リヤカーや馬車等は不可)。大きな河川の土手によく見られる標識です。
【歩行者専用】車が進入すると危険な商店街などで見られる標識です。勘違いされやすいのですが、自転車は歩行者ではなく軽車両なので(降りれば歩行者扱い)通行できません。
【一方通行】逆走不可。
【車両通行区分】記載されている車種のみが通行できる通行帯であることを表しています。
【特定の種類の車両の通行区分】記載されている車種が通行できる通行帯を表しています。この場合トラックは一番左の通行帯を通行しなければなりません。
【けん引自動車の高速自動車国道通行区分】高速自動車国道を通行する場合、けん引自動車は記載されている通行帯を通行しなければなりません。
【専用通行帯】指定された車種以外は通行できないことを表しています。しかし物理的に速度の出せない原付、小型特殊、軽車両はこの標識による制限を受けません。
【路線バス等優先通行帯】通常どの車両も通行できますが、後方から指定された車両(路線バス等)が近づいてきた場合はこの通行帯から出なければなりません。同時に道路が混雑しており、後方から指定された車両が近づいてきても出ることができない場合はそもそもこの通行帯を通行してはいけません。しかし物理的に速度の出せない原付、小型特殊、軽車両はこの標識による制限を受けません。
【けん引自動車の自動車専用道路第一通行帯通行指定区分】けん引自動車は一番左の通行帯を走らなければならないことを表しています。
【進行方向別通行区分】車は矢印の方向にしか通行できません。
【原動機付自転車の右折方法(二段階)】原付の小回りによる右折を禁止している(二段階右折をしなければならない)標識です。
【警笛鳴らせ】この標識があるところでは状況に関わらず警音器をならさなければなりません。人がいてもいなくても「今すぐ鳴らせ」が正解です。電車の警笛鳴らせに近いイメージです。
【並走可】自転車は2台並んで通行することができます。裏を返せばこの標識がないところ(車道)で並んで通行すると道路交通法違反になります。高校生とかは普通にやっていますけど実は違反です。
【軌道式内通行可】線路の中を通行できるというファンタスティックな標識です。とは言っても実際に通行できるのは凹凸の少ない路面電車の線路に限られます。イラストに描かれているような枕木があるタイプの線路は物理的に通行できません。
【駐車可】そのままの意味です。ほとんどのパーキングにはこの標識が設置されています。
【停車可】そのままの意味です。駐車はできません。
【優先道路】自分が通行している通行帯が優先道路であることを表している標識です。この標識がある通行帯では見通しの悪い交差点が近づいてきても徐行する必要がありません。
【中央線】対向車線との境目を示す標識です(混雑時間帯に車線数を調整する)。複数設置されているので名前の割には必ず中央にあるわけではありません。JR中央線も言うほど中央ではなく限りなく西側を走っています。
【停止線】そのままの意味です。新潟県や北海道などの豪雪地帯でよく見られる標識です(積雪すると道路上の停止線が見えなくなるため)。
【横断歩道】実は自転車も降りて渡らないといけないのですがあまり知られていません。
【自転車横断帯】横断歩道の自転車版です。こちらは自転車に乗ったままでも横断できます。
【横断歩道・自転車横断帯】横断歩道と自転車横断帯が別々に設置されています。この場合、自転車は横断歩道ではなく自転車横断帯を通行しなければなりません。
【安全地帯】歩行者がいる安全地帯に近づいた場合、車両は徐行しなければなりません(進入も不可)。
【規制予告】この先の道路状況を予告する標識です。例えば台風で道路が冠水した際、それらを事前に知らせるために設置されていることがあります。
警戒標識
【十字道路交差点あり】そのままの意味です。
【ト型道路交差点あり】そのままの意味です。テトリスで使えそうな形。
【逆ト型道路交差点あり】そのままの意味です。
【T型道路交差点あり】そのままの意味です。厳密にはT字路ではなく丁(てい)字路です。
【Y型道路交差点あり】そのままの意味です。
【ロータリーあり】そのままの意味です。駅の周辺に設置されていることが多い標識です。
【右方屈曲あり】そのままの意味です。右カーブのこと。
【左方屈曲あり】そのままの意味です。左カーブのこと。
【右方屈折あり】そのままの意味です。
【左方屈折あり】そのままの意味です。
【右方背向屈曲あり】そのままの意味です。
【左方背向屈曲あり】そのままの意味です。
【右方背向屈折あり】そのままの意味です。
【左方背向屈折あり】そのままの意味です。
【右つづら折りあり】そのままの意味です。クネクネとした道が続くことを表しています。
【左つづら折りあり】そのままの意味です。クネクネとした道が続くことを表しています。
踏切あり】そのままの意味です。
【学校、幼稚園、保育園などあり】そのままの意味です。
【信号機あり】そのままの意味です。信号機の設置数が少ない山間部などで見られる標識です。
【すべりやすい】そのままの意味です。横風注意ではありません。
【落石のおそれあり】そのままの意味です。上から落ちてくる岩石ではなく、すでに落ちている岩石があるかもしれないので進行上の路面に気をつけながら通行しましょう。つまり上ではなく下をみるための標識です(上から落ちてくる岩石は避けられないので対応が困難)。
【路面に凹凸あり】そのままの意味です。速度を落とさずに通行すると、段差などによる衝撃で車両にダメージを受ける可能性があります。
【合流交通あり】進行上の道路において、合流があることを表している標識です。
【車線数減少】そのままの意味です。幅員減少と誤認しやすいので気をつけましょう。
【幅員減少】そのままの意味です。車線数減少と誤認しやすいので気をつけましょう。
【二方向通行】対面通行があることを表している標識です。一方通行に見えるような(一方通行ではない)細い道路にて見られる標識です。
【上り急こう配あり】そのままの意味です。
【下り急こう配あり】そのままの意味です。
【道路工事中】そのままの意味です。
【横風注意】そのままの意味です。鯉のぼり注意ではありません。
【動物が飛び出すおそれあり】そのままの意味です。他にも熊や鳥、タヌキなどの派生があります。
【その他の危険】既存の標識では対応できないような内容を伝えるための標識です。「速度低下注意」や「この先渋滞」などが該当します。名前や会社名の入っていない領収書のようなイメージです。