車に働く自然の力と運転

教習項目解説

地球環境における摩擦や慣性の法則など物理学的な内容を含みますが、あくまで自動車の運転に関する学科教習ですのでさほど難しい内容ではありません。ここでは第一段階でも学んだ停止距離(空走距離+制動距離)が再度登場します。

ABSの役割も続投していますが、第一段階でしっかり学んでいる人にとっては楽勝なはずです。ここで「えっ?覚えてない…。」という方はかなり深刻な状況であるという自覚を持ちましょう。

意外とまわりの人はちゃんと覚えています。自分の尺度で都合よく「知らない人も多いだろう。」と解釈せず、しっかりと覚えておきましょう。ほかにも重心や遠心力、坂道でのフェード現象など専門用語が飛びかいます。そのひとつひとつの意味を理解しようとする心構えがないと最終的に積みます。

試験対策ポイント

  • 摩擦と慣性の法則
  • ABSの意味と効果
  • 遠心力は速度の2倍
  • 下り坂でのエンジンブレーキの使用
  • 二輪車の走行姿勢

まとめ

摩擦や慣性については記憶すれば良いだけなので覚えるのは楽です。停止距離関連は第一段階でもすでに学んでいますが、特に雨の日の制動距離は晴れた日に比べて2倍であることに気をつけましょう。

同項目内でカーブでの遠心力も説明されますが、こちらは速度の2乗です。どちらが2倍でどちらが2乗であるかを覚えておかないと学科試験で不利になります。

  • 濡れた路面は2倍
  • カーブでの遠心力は2乗

下り坂でのエンジンブレーキについては「フットブレーキを使いすぎるとブレーキが効かなくなる」と覚えておけば良いと思います。フットブレーキとはみなさんがアクセルと同様に、いつも踏んでいる足元のブレーキのことです。

これを踏み続けると摩擦で熱をもち(フェード現象)、ブレーキが効きづらくなります。最悪の場合はその熱がブレーキ液まで伝わり(ペーパーロック現象)止まらなくなってしまいます。

  • フェード現象 → ブレーキが効きづらくなる
  • ペーパーロック現象 → ブレーキが効かなくなる

これらの現象を防ぐために長い下り坂ではギアをLかセカンドにして、エンジンブレーキを活用しながら下っていく必要があります。二輪車の乗車姿勢関連はけっこう見落としやすい部分ですので取りこぼしのないように学習する必要があるでしょう。

特にハンドルの持ち方やブレーキのかけ方、二人乗りの特性あたりは最低限理解しておきたいですね。

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