教習項目解説
車が道路上で通行する位置を中心に学びます。一言で道路とは言ってもその中身には車道や路側帯、歩道などすべてを含んでいるのです。当然車の種類や状況によって通行する位置も異なってくるので、正しく理解しながら学んでいく必要があるでしょう。
他にも左側通行における細かい規定や、車両通行帯などのこれまで聞かなかった単語がでてくると思います。どれも大事な内容ですからひとつひとつ理解しながら進めていきましょう。
試験対策ポイント
- 道路の区分(車道、歩道など)
- 路側帯(駐停車禁止路側帯、歩行者用路側帯含む)
- 車道外側線の意味
- 左側通行の原則と例外
- 車両通行帯とは
- 特殊な道路環境下における通行方法(路肩や軌道敷)
まとめ
特に路側帯と車道外側線においては、教科書を見なくてもすらすら答えられるくらいにはしておきたいですね。この内容は、学科試験はおろか卒業検定時においても理解しておかなければいけない内容です。
以下に路側帯などに関する基本的な意味だけを記載しておきますので、詳細は教科書を参照してください。当サイトにも分かりやすい解説を載せていますのでよろしければどうぞ。
路側帯(歩道がない場合の白い線)
- 路側帯 → 歩行者と軽車両(自転車)のみ通行可
- 駐停車禁止路側帯 → 歩行者と軽車両のみ通行可+駐停車禁止の標識と同等
- 歩行者用路側帯 → 歩行者のみ通行可
車道外側線(歩道がある場合の白い線)
- 車道ですので自動車も進入できます。
つまり歩道がない場合の白い線は路側帯なので自動車は入れません。一方で歩道のある場合の白い線は車道外側線なので自動車は入れます。左折や路端停止で寄せる場合は、これらの意味を踏まえて行動しないといけないのです。
左側通行の原則と例外の部分では、対向車線の存在しない一方通行路のみ例外であると考えれば良いと思います。