リモートキーに内蔵されている緊急用のカギです
キーレスエントリーが当たり前となった今、かつて主流だった金属製のカギを見かけることは少なくなりました。私が勤めている教習所では「生きた化石」「動くテトリス」「奇跡の箱ティッシュ」と称されるほど古臭いトヨタコンフォート(現在はトヨタアクシオ)を使用しています。
ですから今でも古臭いカギでカチャカチャやりながらエンジンをかけているわけです。
ちなみにこのリモートキーは本体のどこかにあるツマミを操作することで以下のような金属性のカギが出てきます。これがエマージェンシー(緊急)キーです。
リモートキーの電池が少なくなると車体に送るべき電波が弱くなり、最終的にドアが開かない(車側がキーに反応しない)事態に陥ります。そんな時にこのエマージェンシーを使えば、ドアハンドルの鍵穴に物理的に差して開けることができるのです。そう…ドアを開くことは。
電波がなくなると使い物にならないリモートキー
一度だけ経験があるのですが、リモートキーの電池残量がゼロになってしまい車のエンジンがうんともすんとも言わなくなった時がありました。メーカーに問い合わせたら「スイッチの部分にリモコンを近づければ、微弱な電波を拾ってエンジンをかけられますよ!」と言われたので実際にやってみることに。
…
……
かからない(笑)
全然反応しないじゃないか~(笑)本当に何度やってもダメだったんですよ。なんだか完全に電池残量がゼロになるともうダメっぽいですね。今度は電池交換について訪ねてみると、メーカーの人は「リモコンの電池は特殊なのでディーラーに行かないと交換できません。」とのこと。
でもネットでググったら普通に西友で変えるようなごく一般的な電池が入っていることが判明(°∀°)ディーラー的には微々たる部分でもがめつく稼ぎたいのか単に知識がなかったのかは不明ですが、消費者にとっては自分で変えられるなら安く変えたいと思うものです。