エアバッグの作動で○○が折れる

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そもそもエアバッグとは

衝突事故の際にハンドル(以外もありますが)からパコーン!と風船が飛び出して乗員を保護してくれる安全装置のこと。構造は至ってシンプル。ある一定角度より車が衝突すると電気信号を感知し、ハンドル内に組み込まれたエアバッグを高速展開させる仕組みです。

これがないと車が衝突した際に乗員の頭や顔がハンドルなどの硬い部分に激突してしまいます。それらを防ぐのがエアバッグの役割と言うことです。しかし「綺麗なバラにはトゲがある」と謳われるように、命の代償は想像以上に大きい場面もあるのです。

命を守るための小さな犠牲

さて…冒頭のタイトルに載せた◯◯とは一体なんの事なのでしょうか?ここには漢字2文字が当てはまります。

……

ハイ、正解は前歯です!

前述の通りエアバッグは車が衝突した際に、1秒未満の速さで高速展開します。さすがに顔をハンドルにぶつけてからエアバッグがプクゥ~って膨らんでもシュールなだけですからね。イメージ的にはバスケットボールが200キロの速さで顔に向かって飛んでくるような感じです。

これが前歯に当たればポキッと(厳密にはバキッと)折れてしまうことは想像に難くないと思います。しかしこれがなければ顔をハンドル等にぶつけて損傷(骨折や陥没は割とある)してしまつ可能性もありますから、やはり安全装備としては必要な装備なのでしょう。

実際にエアバッグ展開時の被害については国土交通省のHPにも詳しく記載されています。

エアバッグ | 自動車総合安全情報

特に骨が成長段階である幼児を助手席に乗せるときは、これらの被害を軽減するためにも座席の位置を後方までずらしておきましょう。ちなみにですがエアバッグが着いている車であってもシートベルト着用は必須ですよ!あくまでシートベルトの補助がエアバッグだと覚えておいて下さいね。