合図!目視!ハンドル!

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教習所業界の流行語大賞

「合図!目視!ハンドル!」教習所ごとにニュアンスは異なるかもしれませんが、検定に受かるための絶対条件として有名なフレーズであると思います。

まだここまで技能が進んでいない方は、進路変更や右左折(転回)を行う際に行う一連の流れだと認識しておいて下さい。順番としては合図をつけ、目視をし、安全であればハンドルを回す(傾ける)と言った感じです。

とりわけ目視に関しては「数回忘れたら失格」レベルなので、特に意識して行いたいものです。

とにかく重要な順番

教習所では道路交通法に乗っ取り教科書通りに運転をしなければなりません。検定で求めるのは外でスムーズに運転できる能力ではなく「受かる運転」だと言うことを頭に入れておきましょう。

誤解しないで頂きたいのは、「目視」自体は運転をする上で非常に大切な行動であり、免許を取ってからこそ実行に移してもらいたい技術のひとつです。

現に事故の多くは目視を含む確認ミスから生じています。事故が起きてから「あの時しっかり確認をしておけば…」と後悔する人も少なくないでしょう。

とにかく安全を確認するために目視を行うことは大前提なのですが、教習所の場合はそれにプラスして「大袈裟に」目視を行う必要があります。

なぜなら目視をしっかりと行っていることを指導員及び検定員に伝える必要があります。

「こんな大袈裟な目視の仕方、普通ならしない!」と思うかもしれませんが、普通ではないのです。これも試験に受かるためです。

免許を取得したあとは自然な感じでスッと目視が出来ればスマートでいいですね。

ようやくここで順番ですが、これはタイトルの通り①合図②目視③ハンドルで間違いありません。

気を付けたいのはいずれも同時進行はダメだと言うことです。たまに進路変更をする際に目視をしながらハンドルを傾けている方がいますがあれはNGですね。

必ず目視が完了してからハンドルを動かして下さい。焦るとよくあります。

呪文のようなフレーズ

以前にこのような質問がありました。

「僕忘れっぽいので口に出しててもいいですか?」と言った内容のものです。

確かに検定中に呟いてはいけないという規定はないので、「他の人に迷惑にならないくらいならいいですよ。」と答えました。

するとその教習生は検定中に小声で「合図確認動作合図確認動作…」と連呼していたらしく、後部座席に乗っていた受験生から「お経が聞こえてきて怖いんですけど!」と言った意見があったそうです。

口に出して忘れないようにする心構えは結構なのですが、他人に恐怖を与えないよう、周辺に気配りをしながら唱えるようにしましょう。