生活スタイルに応じて分けてみよう
以下のパターンでおおまかに分類することができます。
- 毎日通える人
- 来れる日が決まっている(土日など)人
- 来れる日が明確でない人
- ほとんど通えない人
- 繁忙期(2月、3月)で通う場合
1.毎日通える人(学科と技能はバランスよく)
技能と学科を同時進行で進めていくことをオススメします。どちらか一方が早く終わってしまうともう片方を忘れてしまう可能性が高いからです。よくありがちなのが効果測定です。技能教習でみきわめをもらったのに効果測定で不合格が続くとその間の運転練習はできなくなります。
当然しっかりと勉強をしておけば受かる内容なのですが、勉強を少ししたぐらいだと合格点(90点以上)を取ることができません。気がつけばダラダラと時間だけを浪費してしまいます。つまり効果測定に時間をかけることにより技能検定が受かりにくくなる状況を作り出してしまうのです。
2.来れる日が決まっている人(技能を優先的に)
仕事をしている人に多いパターンです。シフト制でなければ自分の休日は明確ですから、そこを目指して教習所に通えば良いと思います。逆に言えばその決められた日以外は来られない可能性が高いため、基本的に予約の必要な技能教習を優先的に受けた方が良いでしょう。
同時に学科教習も自分の通える日程で全て取得できるのかどうかを事前に確認しておく必要があります。全国の指定教習所では学科教習にも明確なスケジュールがあり、免許センターに提出した予定以外で学科教習を行うことができません。つまり誰かの為に学科の内容をずらすことが法律的にできないのです。
3.来れる日が明確でない人(学科を優先的に)
教習所ごとに決められたスケジュール内において学科教習を受講する必要があるため、自分が通う日で学科教習を受けることが出来るのかを確認しておく必要があります。仮にまったく自分自身の予定が分からない場合は自信の環境を改善しない限り免許取得は難しいです。
4.ほとんど通えない人(卒業自体が難しい)
教習には最初に開始してから9カ月という期限があるため、週1で通ったとしても実質3カ月以上かかります。これが月1であるなら教習所に通うことは諦めて下さい。なかには「どうしても仕事で必要なんです!」という人もいますが、これはもう会社にお願いして休みを貰うしかないですね。
会社に免許取得の指示を出されているのなら、きっと会社も免許を取れるようにそれなりに対処してくれるのではないでしょうか。でないとお手上げです。
5.繁忙期で通う場合(技能優先、キャンセル待ちをフル活用)
予約が基本的に取れない時期なので(下手すると2カ月以上取れない)、キャンセル待ちを利用して効率良く乗るしかありません。学科教習なんていつでも受けられると思いますから乗れるときに乗っておくが鉄則です。むしろ急いで取りたい人はこの時期を避けた方が無難です。