「S字とクランクのコツ」の内容を最新版に更新しました。画像をより詳細な物にリファインしました。

踏切で起こりうる最悪のシナリオ

技能教習(第一段階)

死に直結する踏切でのトラブル

踏切での事故の最大の要因が判断ミスと言われています。今の車はさほど故障しませんし、車が暴走するのならあえてこのタイミングで?  となりますよね。たまにギアのトラブルで踏切上で止まってしまう例もありますが、基本的に教習所で習った手順を行っていれば何の問題もないでしょう。

恐いのは踏切で事故が生じた場合は高確率で死亡事故につながることです。踏切内で立ち往生してしまった場合、何もしなければ電車と衝突してしまいます。相手が超重量級の電車では頑丈な車であっても跡形もなく大破です。ここでは教習所で教える内容よりも少し踏み込んで解説しようと思います。

ギアのトラブルは変速が要因?

よくニュースで「踏切に侵入した車が立ち往生し……」という表現で説明されることがあります。あまり「故障した車が……」と言う表現は聞かないですよね?

何らかの理由で踏切から出られなくなったのだと思いますが、踏切上で止まってしまう要因のひとつに「変則によるエンスト」があげられます。教習所の学科教本にも「踏切内では変速をしないで一気に通過する」と書いてある通り、変速に失敗した場合のエンストを防ぐ予防策として説明されています。

AT車は変速をする理由がないので、主にMT車に対しての意味合いが強いです。すなわちMT車の場合はローギアのまま(トルクのある車はセカンドのまま)踏切を通過して下さいと言うことです。

テレビで大破している車の多くは軽トラであり、軽トラのほとんどはMTが主流です。それに加えて年式が古い車も多く走っていますから、整備性が悪ければただの変速であっても車体には大きな負荷がかかっていることもあります。もちろん様々な複合要因が絡まって踏切での事故につながるのですが、この複合要因が起こりうる可能性は決して低くはないのです。

操作ミスによる踏切事故の例

操作ミスは読んで字の如くですね。ニュース映像でなぜか踏切から落ちて横転してる車が映っていることがあります。対向車をよけようとして左に寄ったら落ちたと言ったイメージですね。これも教習所で説明していますが、踏切内では前記のような落ちる危険性があるので例外的に真ん中寄りに走っても良いことになっています。

もちろんこれがすべての原因ではありませんが、事故のきっかけとして比較的多いことに変わりはありません。片方の視野しか集中できない場合に発生する現象ですね。まんべんなく周囲を見ながら走行しましょう。

もっとも恐ろしい判断ミスによる事故

とにかく私が声を大にして言いたいことがあります。それは「踏切の先の車が動き出したからと言って同時に動き出さない」と言うことです。別の言い方をすれば「自分のスペースがしっかり確認できてから踏切に進行する」とも言えます。

前が詰まっていれば当然誰でも踏切に入る前に止まりますよね。踏切内で停止してしまっては一大事ですので、このあたりは皆さんしっかりしていると思います。しかし前の車が動いたからと言って同時にブレーキを離すのは避けるべきです。

以前このような経験がありました。友人の運転の隣で優雅にジャイアントカプリコを食べているときでした。とある踏切に差し掛かった際に前方が詰まっていたので踏切の手前で停止しました。ここまでは何の問題もありませんでしたが、この次が冷や汗ものでしたね。

前の車が動いたので友人もブレーキを離し踏切に侵入しました。そのときです!  前の車が急に止まって、自分達の車は踏切内で立ち往生してしまったのです。どうやら前方で大型バスが曲がるので前の車が譲ったような流れでしたが、こっちはこっちでパニックです。

今踏切が鳴ったらどうしよう……人生初の非常ベルを押すことになるのか……電車を止めた際の賠償は……?  様々な不安要素が襲ってきます。恐らく私よりも運転している友人の方がパニックになっていると思いますが……。

なんとかその時は電車が来なかったので事なきを得ましたが、これが本数の多い時間帯だったら完全に遮断機に挟まれてましたね。これも前方で自分のスペースがあることを確認してから進めば防げた現象です。

そして責任はバスを譲った前の車ではなく、あくまで自分の意思で進もうと最終決断を下したこちら側にあります。普段ディズニーランドやコンビニの列で並んでいると、前の人が動いたらつい自分たちも動いてしまいますが、このような動きは道路交通上では危険な事故につながる恐れがあるので気を付けましょう。

余談ですがこの時、車内では小規模な事故が発生していました。なんとあの踏切での騒動の中で私の手に優しく包まれていたジャイアントカプリコが半分ポッキリ折れていたのです。

条件反射で踏切側を振り向いて見たところ……踏切の外側、砂利の部分に鮮やかなピンクの塊が!!

完全に一番美味しいイチゴの部分ですね。窓を開けて左のスペースを確認したときに窓枠にでも当たったのでしょうか。もはや私の手には細いコーンに微妙に詰まったチョコの部分しかありませんでした。

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