S時とクランクのコツ(最新版)

S字、クランクとは

(教習項目⑪「狭路の通行」)

上空から見た時にS字型になっている道がS字、L字型(クランク状)になっている道がクランクです。そのまんまですね(笑)

S字は主に車体感覚を磨くため、クランクは住宅街や駐車場での操作に対応するために練習を行うコースです。

コツさえ覚えてしまえばそんなに難しいコースではない為、頑張って練習を重ねていけば誰でも走れるようになります。

実は広いコース幅

教習所のコースは法律で定める物的基準に合わせる必要があるため(免許取得の公正さを確保する為)、日本全国どこの教習所においても3.5mの道幅で設計されています。

教習車のサイズも日本の規格における平均的なサイズとされているため、教習所として使用されるほとんどの車の幅は1.7mくらいです。

つまりはコース幅が3.5mと言うことは、事実上教習車を2台並べて配置することも可能なほど広く設計されているとも言えます。

それでも感覚がつかめずに縁石に乗り上げてしまう、あるいはポールにぶつかってしまうと言った事例は少なくありません。

一般的には初めて狭路(S字、クランク)を経験する教習生の約7割が一度は乗り上げてしまう(ポールにぶつけてしまう)とさえ言われています。

コースの全体像を見る大切さ

S字やクランクをうまく通過できない人にはある共通点が見つかります。その共通点とは進行方向上のすぐ下を見る行為です。

これを自転車で表現するなら、カゴを見ながら運転をするようなものですね。これだとコースの先がどのような形になっているのか把握しづらくなるので、ハンドル操作が遅れがちになってしまいます。

ハンドル操作が遅れてしまうと外側の縁石(クランクならポール)に接触する可能性が高くなり、それに怖くなってハンドルを急いで回すと内輪差によって後輪が乗り上げてしまう可能性も高くなります。

ここで覚えておいて頂きたいことが2つあります。それは……


①狭路は下を向いてその都度コースを確認しながら走るものではない。

②コースの形状をあらかじめ把握しておき、全体像を見ながら通行する。


というものです。最初はコースの形状を確認しようと下を向きたくなります。下を向きたい気持ちも分かるのですが、それではいつまでたっても車両感覚を掴むことは出来ません。

そもそも下を見たからと行って車両のすぐ近くの縁石が見える訳でもありません(死角の影響)。なるべく意識をして、S字やクランクの全体像を把握しておくようにしましょう。

S字は車のタイヤの位置を把握すること

S字が苦手な方は頭の中で、道の真ん中に線を引いてみてください。左カーブの際は右のタイヤの前輪、右カーブの場合は左の前輪がその線の上を走るように意識します。

とにかく進行方向外側の縁石に緩やかに沿ってもらいたいのです。その寄せを行う際に下を向いてしまうと、前述のような乗り上げに繋がってしまいます。

クランクはポールを見過ぎない

ポールに関しては、ぶつからないか確かめるためにちょこっと見る程度であれば問題ありません。しかしポールばかりを注視していては、ハンドルを回すすべきタイミングを逃してしまいがちです。

曲がり終えたら車体を水平に戻すことを優先にし、まっすぐに向いたら曲がる先に視線をうつします。コツは速度は遅く、ハンドルは早くです。

まわすべきタイミングが来たらかなり速度を落とします。余裕がなければ止まってしまっても構いません。あとはハンドルを一気にまわせばいいのです。

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