半クラッチの概要
ギアが半分だけ繋がっている状態。クラッチを半分だけ上げているように見える(実際には誤差がある)ことから文字通り「半クラッチ」と呼ばれます。
ギア通しが完全には噛み合っていないため動力がほんの僅かしか伝わらず、逆に言えば動力が不足すぎてエンストもしない中立を保った状態。
この半クラッチ状態を2~3秒持続させることによって完全にギアが結合し、以降は普通にアクセルを踏めば普通に走ります。
ある一定速度以下を保つためには不可欠な技術となり教習所においてもMTを運転する初回からこの半クラッチを学びます。
半クラッチの作り方
- 徐々にクラッチをあげていく。(あそびの部分)
- 車が僅かに動き出す(この瞬間が半クラッチ)
- クラッチをさらに上げるとギアが完全に結合する
通常この半クラッチ状態を2~3秒持続させることによってギアを完全に繋いでいきます。半クラッチ状態を通り越していきなりクラッチを離してしまうとエンストを起こします。
半クラッチはMT車における基本操作であると同時に、最優先で慣れておくべき技術でもあります。