S字とクランクのコツを最新版にアップデートしました(7/6)

キープレフトの実践

技能教習(第一段階)

左側通行のさらに左寄りを走る

教習所で練習をしていると、よくキープレフトと言う言葉を聞くことはありませんか?そのままの意味で左側を保つということですが、そもそも日本は左側通行ですのではじめからキープレフト走行を行っているとも言えます。しかしいくら左側車線を走行しているとは言ってもやたらと真ん中(対向車線との境目)の線に近い右寄り走行は危険なものです。

対向車線を走っている車から見れば「なんであの車はこっちに寄ってるんだ(゜-゜)(。_。)?」になります。例えばみなさんがエスカレーターに乗るときは、ステップのド真ん中に突っ立っているのでしょうか?おそらくほとんどの場合、立つ人が左で歩く人が右(関西は逆)に寄っていますよね?

ですので車の道路も広いからと言ってどこを走っても自由というわけではなくエスカレーター同様に左側に寄せる必要があると思って下さい。イメージ的には左側通行のさらに少し左寄りを走る意識を持つようにしましょう。メタ的に言うと左側に寄らないとふらつきで減点されてしまう事情もあります。

しかしギリギリ……それころ縁石に近いくらい左側に寄ってほしいと言う意味ではありません。(左折の場合は寄ってほしいですが。)あくまでキープレフトであって、ベリーベリーキープレフトではありませんから気持ち左に寄せるくらいで結構です。しかし道が極端に狭い場合や、小学生の登下校などで左に寄ると危ない場合はその場に適した位置取りで走りましょう。

教習所では気持ちギリギリに寄せます

第一段階の所内教習ではおそらくこのように言われていませんか?「もっと寄れるのでもう少し寄せて下さい!」とか。しかし残念ながらその先……なぜ寄せるのかと言った理由を説明していない指導員がなんとなく多いと思います。同じ教習指導員職としては非常に複雑な心境ですが、これだと「なぜ寄せるのか?」と言った明確な理由が分かりませんよね。

結果として「教習所だからやらなければいけない。」と言うとりあえずの理由で片付いてしまいます。その方が精神的に楽だからです。しかし我々が言う「もっと左に寄せて下さい!」は別の意味を持っているのです。もちろん試験に受かるためという明確な理由も存在します。日常がどうとか現実がどうとかそんなの意味がありません。

採点方法は国で一律に決めているのでそれに従うしかありませんし、日本の法律ですから嫌なら外国に移住するしかないのです。日常的な運転と受かる運転は異なることを理解しておくと比較的スムーズに進められます。

左の感覚を掴めないと卒業後に困る

教習を始めた頃の皆さんにとって感覚の掴みにくい左側(そもそも見えない)に寄せる行為は非常に恐いと思います。しかしその左側の感覚がしっかり身につかないまま卒業してしまう方が圧倒的に恐いです。教習中は指導員という強力な事故防止システムが働きます。ぶつかりそうになれば補助ハンドルを取ってくれ、タイミングが遅れればブレーキを踏んでくれます。

恐らく最近流行りの自動ブレーキよりも今のところは指導員の方が機械では認識できないパターンに対応できる分優秀なはずです。しかし教習所を卒業してしまうと今後おこなう運転の全てを自分の責任と判断のもとで行動しなければいけません。その際「見えなかったから…」「感覚が分からなかったから…」とどんな言葉を並べようが事故が起きてからではすでに手遅れなのです。

教習所でギリギリまで左側に寄せる意味…それはどこまで左側に寄せられるかの感覚を養うためです。卒業後も常に左側ギリギリを走行してくれと言う意味ではありません。(実際は缶が落ちていたり排水溝の蓋が壊れていたりで逆に危ない。)むしろ第二段階の路上教習ではぶつけたら事故ですので、第一段階の所内だからこそ練習できる内容とも言えます。

教習所のコースはどこも車が乗り上げることを想定して縁石は低く設計されていますから、初めは乗り上げる勢いで感覚をつかんでもいいと思います。逆にこれが許されるのも教習序盤の特権です。ちなみに左側の感覚が掴めないまま卒業してしまうとどうなるのか……。これはずばり狭い道での行き違いが出来なくなります。

皆さんが取得する免許は日本全国運転できる免許ですよね?教習所のコース限定免許ですか?基本的に免許を取れば日本一周どこにでも行けるはずです。当然知らない道も走ることになり、その中には通常よりもはるかに狭い道も存在します。

そんな狭い道で対向車からトラックが走ってきたら左側に寄せなければいけません。左側スレスレに寄せて本当にミラーが当たるギリギリのレベルで通過しないといけません。このような状況下で左に寄せきれなければどうなるでしょうか。恐らく相手のトラックから見れば「スペースがあるんだからもっと寄せてくれ!」でしょうね。

残念ながらこれは寄せきる技術が未熟だった為に起きた必然です。そこに初心者だからと言った逃げ道を作ってはいけません。運転できるから免許を持っているわけであり、初心者だから運転出来ないと言った考えは通用しないのです。このような状況下において惨めな経験をしない為にも、ギリギリに寄せる技術を早い段階から教えているのです。

コメント

  1. […] キープレフトの実践(LIVELA DRIVING DICTIONARY様)直接リンク失礼します。 TOPの麗しい画像に私の場合は目が行ってしまうのですが、ここでは左折の際にバイクを巻き込まない様に最初から通せんぼするための意識を学びました。非常に分かりやすかったです。 […]