やっぱり多い駐車場関係
おそらくこれから免許を取る人のほとんどが駐車に関して不安を感じていると思います。
「ちゃんと入るのかな?」「スムーズに入らなくて他の車に鳴らされないかな?」
想像すればするほど不安になってきますよね。駐車は練習を重ねればちゃんと上手くなりますが、そこまでが不安なんだよって気持ちもよく分かります。
出来てしまえば何ともない内容でも、出来ない頃は高嶺の花…。
どうしても自分の車を駐車スペースに入れることに意識を集中しすぎてしまいますが、それ以前にも駐車場には軽いトラップが存在します。
駐車場のチケット発給機
多くのスーパーやショッピングモール、複合センターの駐車場で見られる設備です。
近づくと「駐車券をお取り下さい」というアナウンスが流れ、駐車券を取ると目の前のバーが開く一般的なアレです。
実はこれ…車をしっかり発券機側に寄せておかないと、ほとんどの場合窓から手を出して取ることができません。
車高の高い車ならまだマシかもしれませんが、ふつうのコンパクトカーやセダンタイプであると、駐車券が排出される部分が目線よりも高い所にあるのでギリギリ手が届かないことが多いのです。
じゃあ寄せれば解決!…って考えるのはナンセンスです。頭で考えて簡単に出来るのならこうした事例はそもそも生まれません。
特に発券機が右側にある場合、発券機に対して右折で寄せるか、左折で寄せるかによって難易度がだいぶ変わります。
右折で寄せる場合は角度の調整が容易なので比較的簡単に寄せることができますが、左折の場合は右側のボンネットの端が接触しないようにハンドルを切るため、発券機に対して斜めに進入してしまいがいです。
ハンドルの位置も重要ですね。日本車は基本的に右ハンドルですから、発券機もそれに準じた右側にあることが普通です。
もしこれが左ハンドルであったなら自身がナメック星人でない限り、手が届くことはないでしょう。この場合車から降りて発券する必要があります。
近年では左ハンドルにも対応できるように、両サイドに発券機が設置されているケースもあります。
また、ナンバー読み取り式のタイプであれば事前清算することでゲートに近づくだけで開閉できる所もあります。しかしいずれも100%の普及率ではありませんのでご注意を……。
跳ね上げ式駐車場
駅前などの狭いスペースでの採用例が多い、ゲートを使用しないタイプの駐車場です。
車を一定時間停めると下からウィィィィィーンと板が持ちあがるアレですね。
このタイプは基本バックで駐車することになるのですが、この板の高さが思いのほか高く、AT車のクリープ現象ではなかなか越えられません。
板を乗り越えるためには軽くアクセルを踏む必要があり、この力加減を間違えるとそのまま壁に激突してしまいます。
こうした事故もあとを経たないため、駐車をする際には身に付けておきたい技術のひとつです。