色で分かるエンジンオイルの劣化具合(画像あり)

エンジンオイルとは

人間でいう血液のことであり、その役割も人間の血液とほぼ同等です。通常は心臓部であるエンジンによって循環をしているのですが、これが劣化してしまうと最悪の場合エンジンが故障します。

これは劣化によってドロドロになったエンジンオイルが内部で詰まってしまうことによって生じる現象であり、これも人間でいう脳梗塞や心筋梗塞と同じ原理です。

しかし車の場合は人間とは異なり半永久的に使える(重度な病気にかからなければ)濾過機能(臓器)を持っていません。つまりオイルは血液とは異なり定期的に交換する必要があるのです。

エンジンの劣化具合を1分で調べる方法

ズバリ色です!

メーカー的には1年に1度であるとか3万キロ走ったら交換であるとか一応の目安は教えてくれるのですが、当然使い方や使用頻度によって劣化具合は変わってきます。

それならいっそのこと直接調べてしまえば事足りますよね(´・ω・`)以下に色による劣化具合を簡単にまとめてみました。

新しいエンジンオイルは無色透明に近い褐色ですが、劣化するにつれて段々と色が濃くなっていきます。最終的にはドス黒いネバネバとした何かに変貌しますが、そこまで劣化が進んでしまうとほぼ末期です。

オイルの劣化具合早見表

  • 1 ⇒未使用
  • 2 ⇒まだ平気
  • 3 ⇒まだまだ平気
  • 4 ⇒まだいける
  • 5 ⇒ちょっとやばい
  • 6 ⇒交換時期
  • 7 ⇒かなりやばい
  • 8■ ⇒死

ちなみに教習車はこんな感じでした。

オイルインジケーターでオイルの様子を確認

写真では濃く見えるのですが、前述の表に照らし合わせると劣化進行具合は「5」くらいですね。教習車の場合は念には念を入れて整備をするのでそろそろ交換時期です。

スバルの水平対向エンジンや車を大切に長く使いたい人にとっては進行度「4」くらいを目安に交換する人もいます。車を走らせればオイルは必ず劣化への道を進みますから早めの交換が好ましいですね。