2021年最新版にアップデート中!記事は通常通り閲覧できますので是非ご活用下さい。

法定速度と規制速度

この記事は約4分で読めます。

法定速度と規制速度の違い

法定速度とは標識や標示によって制限速度が標示されていない場合の上限速度のことです。

規制速度とは標識や標示によって制限速度が指定されている上限速度のことです。

いずれも記載されているキロ数を「こえてはいけない」という表現であり「以下」ではないので気をつけて下さい。例えば50キロの標識がある場合は50キロまで出すことができます。以下だと49キロまでしか出せないことになってしまうため問題の表記には注意が必要です。

法定速度

法定速度は一般道路と高速道路(高速自動車国道及び自動車専用道路)で異なります。

一般道路

60キロと30キロの2種類です。法定速度が30キロとなっている車種は原動機付自転車(以下原付)のみですから、それ以外の車両はすべて60キロと覚えておいて良いでしょう。従って一般道路における法定速度の覚え方は「原付以外は60キロ」というイメージです。

試しに例題をだしてみましょう。

普通自動車の法定速度は60キロであるが、大型貨物及び大型特殊自動車の法定速度は50キロである。

といった問題です。これは簡単ですよね。一般道路においての法定速度は60キロと30キロしか存在しないわけですから、50キロという単語がでた時点で×は確定です。原付だけ30キロと覚えておいた方が記憶する量が減るだけでなく、頭のなかで法定速度を把握しやすくなります。

高速道路

高速自動車国道と自動車専用道路で制限速度が異なります。高速自動車国道の場合は100キロと80キロの2種類、自動車専用道路の場合は一般道路と同様に60キロとなります。ここでは便宜上、覚えることが難しい高速自動車国道の法定速度について記載していきます。

高速自動車国道の法定速度は一般道路以上に細分化されており覚えることは難しいかもしれませんが、しっかりと覚えるためのコツがあるので安心して下さい。私が学科教習で講義をしているときは教習生に以下のように伝えています。

  • 100キロは主に人を乗せる車
  • 80キロは主に荷物を載せる車

この覚え方であれば以下のような問題が出題された際に効力を発揮します。

高速道路上では普通乗用自動車、大型自動二輪車及び普通自動二輪車は100キロであるが、大型貨物自動車及び大型乗用自動車、中型貨物自動車は80キロである。

みなさんならどう答えるでしょうか。実はこの問題は典型的な引っかけ問題です。このようなたくさんの車種が問題に出てくる場合は、ひとつひとつの車種にスポットを当てながら見ていきます。この問題にでてくる車種を以下にまとめておきました。

  1. 普通乗用自動車(一般的な乗用車)=人を乗せるから100キロ
  2. 大型自動二輪車(大型バイク)=人を乗せるから100キロ
  3. 普通自動二輪車(普通バイク)=人を乗せるから100キロ
  4. 大型貨物自動車(大きいトラック)=荷物を載せるから80キロ
  5. 大型乗用自動車(大きいバス)=人を乗せるから100キロ
  6. 中型貨物自動車(中くらいのトラック)=荷物を載せるから80キロ

この見方で言うなら大型バスは100キロなので、問題に対する答えは×となります。この引っかけ問題の特徴は大型というキーワードです。教習生の多くは大型と聞くと速度が遅いイメージがあるのでなんとなく80キロだろうと想定してしまいます。

大型バスも大型と書いてあるので80キロなのではないかと錯覚してしまいがちですが、大型バスは主に「人」を乗せる車種ですから例え大型と書いてあろうと法定速度は100キロとなります。ちなみに荷物を載せる大型貨物自動車の法定速度は80キロです。

規制速度

一般道路、高速道路に関わらず記載されているキロ数をこえなければ良いので覚え方は難しくありません。ただし原付の法定速度は30キロなので、たとえ50キロの規制標識が設計されている場合でも原付は30キロをこえて運転することができません。

法定速度と規制速度はどちらが優先される?

原付以外は規制速度が優先されます。例えば一般道路における70キロ標識、高速自動車国道における120キロ標識が設定されている場合は、法定速度以上の速度であっても標識の上限速度までだすことが可能です。あくまで法定速度は標識がない場合における上限速度です。

タイトルとURLをコピーしました