環状交差点の通行方法(画像あり)

記事内に広告が含まれています。

初見はパニック必須

旅行に行った際にたまたま撮った写真です。これが環状交差点。通常の交差点とは異なり完全な円形をしており、自動車はこの交差点の中を時計回り(右回り)に通行する必要があります。つまり右折をしたくても「左折(交差点に進入)→左折(交差点から離脱)」で通行するということですね。

以前は一般的な交差点だったんですけど数年前にいきなりこんな交差点に魔改造されて軽くパニックになりました。当時は環状交差点なんて概念がなかった時代ですから、まずは通行方法を探ることから始まりましたよ。とりあえず標識を見れば「なんとなく右回りなんだな」って把握はできそうですね。

環状交差点のメリット

環状交差点の最大のメリットは電力が必要ないことです!これは2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響を受け、電力喪失時にも機能を失わない交差点として注目を集めました。被災地でなくとも発電所の問題で各地において計画停電が発令され信号機の消えた交差点付近では多くの混乱が生じていました。

しかし電力のいらない環状交差点ではこのような場面で影響を受けず、一時停止後に交差点に進入するため衝突事故防止等の効果が期待できます。まだモニタリング試験の段階にあるので普及するかどうかは分かりません。少なくとも教習所の学科試験では出題されますから積極的に覚えておく必要はあるでしょう。