教習所での縦列駐車は意外と簡単
なぜならポールを見ながら練習するからです。
「ここにポールが来たら止まりますよぉ。」とか「ここでハンドルを回しますよぉ~。」とか……実質目印があるようなものなので記憶さえしてしまえば誰でもすんなり入ってしまいます。
だけどこのやり方に違和感を覚えた方は少なくないのではないでしょうか?
そう、ポールのない実際の路上において果たして縦列駐車がうまく出来るのかと言った疑問です。そもそも縦列駐車とは縁のない地域も存在します。
教習所の練習方法では日常生活に生かせるのか不安に感じてしまうのも無理はありません。
しかし断言します!
それは誤解です!
教習所の練習方法でもしっかりと日常生活で行かせます。
その多くの誤解は指導員の説明不足から起因するものがほとんどです。(かと言って説明義務もないので指導員の善意にまかせるしかありませんが)
ポールの位置を車に見立てましょう
おそらくほとんどの教習所では下記イラストの赤丸部分と青丸部分を目印にして練習を行うのではないでしょうか。
この色がついた部分を車の端の部分として捉えておくと免許を取ってからも応用がききます。
と言うよりも、本来は自動車を置いて練習をしたいところなのですが、大人の事情があって(コストやぶつけた時の被害など)ポールで代用していると言うのが正解です。
つまり本来は自動車が置いてあることを想定して教習を行うわけです。
しかしこのあたりの説明がされていないと、あくまでポールに合わせる練習になってしまい、肝心の自動車を見立てた教習にはならなくなってしまいます。
ここが誤解を与えるゾーンなのです。
ですのでこれから縦列駐車を練習する方は、ポールの位置を確認しながら「このへんに車の角がくるんだなぁ~。」と想定しながら練習すると、免許を取得した後でも十分対応できるような技量が見につくはずです。