技能教習(第二段階)

*視覚的死角と潜在的死角(画像準備中)

視覚的死角と潜在的死角

視覚的死角とは実際に目で見えない部分の死角のことです。壁の向こう側や地球の反対側は物理的に見ることが出来ません。一方で潜在的死角とは「こんなところに人はいないだろう」「飛び出しなんて起きないだろう」といったような、そもそも危険を探そうとしない心の死角です。

この心の死角である潜在的死角のほうが前者の視覚的死角よりも危険度が高くなります。物理的に見えない部分は直接確認をすれば良いのですが、心の死角はそもそも危険が生じないことを勝手に決めつけて確認を怠る行為です。いわゆる「だろう運転」の典型的なパターンと言えます。

いつも何も起きないから今回も起きないのではなく、日常の何事もない日々の僅か数パーセントは今後の人生における重大な事件があるかもしれません。常日頃から安全確認を行う癖をつけておかないと、いざ事故が起きた際に「なんで今日に限って…」という至極当然な結果を招くのです。

目視忘れが起こす悲劇

目視(巻き込み確認)とは自分の目で直接確認をすること。ここで気をつけたいのはミラーやモニター類で確認を行う行為を目視とは呼ばないことです。統計上も安全不確認を原因として起こしてしまう事故が圧倒的に多く、ほんの一瞬でも確認をしていれば防ぐことの出来た事故が大多数なのです。

運転に慣れてしまうとついついミラーだけで確認を完結させてしまいたくなりますが、実際にミラーで確認したにも関わらずに接触事故を起こしてしまうケースも少なくありません。これはミラー自体の死角による通称「三角定規の法則」が当てはまります。

「画像」

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このように三角定規の法則だと右後方や左後方の車を発見することは出来ますが、真横においては死角となるので目視でないと確認することが出来ません。ミラーだけで確認を終わらせてしまうとすぐ隣を走行している車に気が付かず、進路変更をきっかけとして接触事故が生じてしまうのです。

交通事故のほとんどは気の緩みから生じる操作ミスや判断ミスに起因します。初心を思い出すきっかけは皮肉にも事故が起きてしまったあとのケースが多いのです。加害者になってしまった場合の反省と後悔は一生消えることがありません。人生を壊さないためにも日頃から目視を行いましょう。

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