自分の好きな車に乗ることが上達の秘訣
アメリカのハマーや陸上自衛隊の軽装甲機動車にでも乗らない限りどれを選んでも同じです。例えばサイズが大きいとされるトヨタアルファードの全幅は1,850mm、教習車として一時期人気のあったトヨタプリウスの全幅は1,745mmなので実は10.5cmしか変わりません。ドアの開閉には影響が出ますがサイズ的にはほぼ同じです。
車を運転する際にサイズを大きく感じる場面は過去にその車よりも小さな車に乗っていた場合です。免許取得後に軽自動車のみを運転していたのならそれよりも大きな普通車でさえも大きく感じることでしょう。ですがしばらく乗り続けていれば不思議とサイズの差は気にならなくなってくるものです。
車を選ぶ際にサイズを気にする人も多いと思われますが、駐車場が狭い等の物理的な制限がある場合を除いて基本的には自分の好きな車を購入するべきです。もしかしたらあなたのご両親から「最初はぶつけるんだから安い軽にでも乗っとけば?」と言われるかもしれません。でもよく考えてみて下さい。
そもそもぶつけたら人生が終わる可能性があります。なのにぶつけることを前提とした意見はおかしいですよね。ぶつけてしまったら人生の全てを台無しにしてしまうという覚悟を持ち「絶対にぶつけない!事故を起こさない!」という気持ちがなければハンドルを握ってはいけません。
当然人間ですからミスは誰にでも起こります。大切なことはそのミスに対して正しい対応を行うことであり、そのためには教習所で習得する技量と知識が不可欠なのです。ですからどうでもいい車ではなく自分の好きな車に乗ったほうが「ぶつけたくない」という気持ちが働くのでより事故を防ぎやすくなります。