「S字とクランクのコツ」の内容を最新版に更新しました。画像をより詳細な物にリファインしました。

指導員によって教えられる内容が違う

質問回答

教習所設立以来の課題

こんな経験はないでしょうか?

右折で対向車が近づいてきた際に、以前の指導員は「今なら行けるよ!」と言っていたのに、次に乗ったら「危ないから止まって!」と言われてしまった。

正直さっきと言ってること違うじゃんヾ(・д・`;)って思いますよね。

そうなんです!教習所って「伝えなくてはいけない指導要領」はあっても、それ以外の細かい部分においては不統一が目立つんですよね。

これはもう昔っからです。私が教習所に通っていた時だって、「さっきと言ってること違うじゃん!」なんてこと多々ありましたからね(;´д`)

それもそのはず。

これから試験を受ける教習生が一番欲しい情報は結論です。何をしたら良くて何をしたらダメなのかを理解した上で検定試験に望みたいんです。

確かに私たち指導員も結論を伝えるだけなら楽なのですが、それだけではどうにもならない重要な要素が他にもあります。

それが状況判断です!

例えば教習生の多くは右折で対向車が来た際に、どのへんまで対向車が近づいてきたら進んではいけないのかを最優先に考えます。

これが結論です。しかしそれだけでは右折が出来たとは言えません。実際の道路環境には教科書だけでは伝えきれないもっと大切なことがあるのです。

私たち指導員はそれらも伝えなければなりません。ただ右折をするだけでも……。

  • 対向車との距離
  • 対向車との速度
  • 歩行者や自転車の有無
  • 後続車の動き
  • 天候による視界の変化
  • 死角による危険性の発見

などを見なければなりません。

つまり対向車との距離が遠くても100キロで近づいてくるなら曲がれませんし、距離が近くても時速2キロ程度で近づいてくるなら曲がれてしまいます。

この時点で前述の「どのへんまで対向車が近づいてきたら進んではいけないのか」に意味が生まれなくなってしまうのです。

おそらく前回の内容と今回の内容で説明が食い違ってしまうのは、多くの場合これら状況判断を加味した結果だと思われます。

ただ指導員も「この場合はこうだよ。」としっかり補足を行う必要性があります。

これを言わないから前述のような「さっきの指導員はこうだったのに……。」と教習生は解釈してしまうのです。

大切な事は教習内容を伝えることではなく、理解させることなのですから。

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