簡単操作のAT
ATのメリット
- 操作が楽
- 足が疲れにくい
- 燃費や性能面で優れる
ATのデメリット
- 操作が簡単なので気を抜きやすい
- アクセルとブレーキの踏み違いによる暴走
- 意図せぬシフトチェンジ
古典的な魅力のMT
MTのメリット
- エンストがあるので暴発しにくい
- 常に先を読んでシフトチェンジするので運転に集中できる
- 好きな人はとことん好き
MTのデメリット
- 操作が複雑(慣れとかではなく物理的に)
- 停止中はクラッチを踏み続けるので足が疲れる
- ATに比べて性能面で劣る
ATとMTの比較
世間一般的な選択ならAT
ATは操作が楽で簡単に運転できる特性上、ほとんどの人がこれに乗っています。むしろ日本においては9割以上の普及率…いや、普及はすでに終えてスタンダードになっていますね。
今の時代、世界一速い車も世界一燃費が良い車もすべてAT車です。一昔前に言われた「MTは操作によってはATよりも燃費がいい!」と言った説はすでに過去の産物です。
MT取得希望者からは「ATがださいから」と言ったような言葉を聞くことがありますが、それを言ってしまうなら日本の免許人口の約9割を敵にまわしてしまうようなものです。MTを取るあなたの方がマイノリティーなのです。
もしATがださいのならAT搭載しているフェラーリやランボルギーニもださいと言うことになりますよね。なぜこれらの車がATを採用しているのかは少し考えれば分かるものです。
MTを選ぶ動機として「仕事で使うため」や「趣味で走りたい」と言った内容であれば是非取ってください!という感じですね。
一方で「ATがださいから」と言う理由であるのなら、その発想がださいのでやめた方が良いでしょう。現実をしっかり理解している人は逆にこんなこと恥ずかしくて言えません。
むしろ免許で百人一首なんて絶対やらないので、AT限定と書いてあることを気にすることはありませんし、その必要もないのです。
機械的な魅力のMT
MTをしっかりとした理由で取得する方は以下のいずれかに該当すると思います。
- 乗りたい車がMT
- 仕事で使う予定がある
- 家にMT車がある
と言った内容が代表的なものでしょう。乗ってみたい車がインプレッサであるとかランエボであるとかならMTを取る大きな動機となります。
MT車の大きな特徴として「自分で操作する楽しさ」と言う要素があるでしょう。これがどうでもいい人にとってはただの労働なのですが、好きな人にとっては極めて趣向生の高いものとなります。
本当に必要な車種を選ぶことがベスト
筆者は正直な話、ATがあれば十分だと考えています。今の時代トラックだってATです。古い企業に行けば未だにMTを採用している所もあるでしょうが、そのような企業は財政的にAT車に買い替えることができないだけかもしれません。
一方で時間に余裕があれば、ユーノスロードスターのMTあたりに乗って海沿いを走ってみたいなぁと言った欲求をもつこともあります。趣味の中では肩身の狭いMT車も活き活きとしてくるんですよ♪
車の用途や思い入れ、ライフスタイルは人それぞれ異なるものですから、自分に見合った車種を分析して選ぶことが一番大切なことなのです。