界面活性剤(洗剤)です
普段食器を洗っている洗剤を水で薄めたようなイメージです。成分もほぼ同一なので価格も安くて80円程度で入手することもできます。高いものだと400円~600円ほどしますが、ほとんどの場合添加物として撥水剤(例の水が弾いてコロコロするやつ)が入っていることが多いですね。
しかしながら窓ガラスを拭き取るワイパーの原理は親水性を利用したものであるため、撥水性は相性が悪いので無理に使う必要はありません。それでも世の中に撥水性と謳われる商品が流通するのは単純に売れるからです。ほら…水を弾いた方が水滴が取れた気になれますよね(笑)
仕事をしている人なら伝わるかと思いますが、企業にとって大事なことは「使っている人の車が綺麗になること」ではなく「売れること」です。これは洗濯洗剤と同じで、泡に洗浄の効果はないのに泡立った方が泡立たない商品よりも売れるので、わざわざ発泡剤を入れるのと同じ原理です。
確かに商品が良くなければ消費者は離れてしまいますが、消費者が勝手に勘違いして気分が良くなってくれるのなら話は別です。ですので窓ガラスの視界をスッキリさせたいだけなら最も安い80円くらいのものでもしっかりと作用してくれます。寒冷地にお住まいの方は氷点下で凍りにくい寒冷地用を使いましょう。