パワーウィンドウスイッチの形状

トリビア

安全性を追及したデザイン

現在の自動車において最も使用されているタイプのウィンドウスイッチがコチラ(o・ω・o)

一般的なパワーウィンドウスイッチ

きっと誰もが見たことのある何の変哲もない一般的なウィンドウスイッチがこの形状であると思います。

ごく一部の例外としてレバー式やタッチ操作による電磁式もありますが、基本的に今の車はこのタイプを採用していると言っても良いでしょう。

使い方はスイッチ先端部を押して「窓を開く」動作、引いて「窓を閉じる」動作となっています。

今でこそ当たり前の話ですが、実は20年ほど前の自動車におけるウィンドウスイッチは、これとは別の形状であったことをみなさんはご存知でしょうか(・_・)?

事故の絶えなかった旧型スイッチ

もったいぶらずに記載すると、かつて主流だったパワーウィンドウスイッチはコチラです。

旧型パワーウィンドウスイッチ

いわゆる「シーソータイプ」と呼ばれる形状ですね。こちらのスイッチは両サイドが押すタイプのスイッチになっています。

基本的には奥に押すと「開く」動作、手前に押すと「閉じる」動作を行うことが出来ます。(開閉が逆のパターンもあり)

実はこの形状に大きな問題を抱えていたんですよ(;´д`)

これの何が問題なのかと申しますと、子供が窓から顔を出した際に体を支えるためにアームレストに手を置きます。

(そもそも危険なので窓から体を乗り出してはいけませんよ!もしお子さんが窓から顔を出したら「危ないよ!」と注意してあげましょう。)

このとき不運にもパワーウィンドウスイッチの「閉」に手が置かれてしまった場合、体重によって作動してしまい頭や首を挟まれてしまうのです。

さすがに刃物ではないのでスパッ!と切れるわけではありませんが、パワーウィンドウは電動式なゆえに力が強く、最悪の場合首の骨が折れてしまうこともあるのです。

実際にこれによる死亡事故が多発した為、メーカー側は改善の必要性に迫られ現在のような形状のスイッチにシフトしてきた経緯があります。

現在採用されている形状なら意図的に「引く」動作を行わないと窓が閉じることはありませんから、誤作動による事故を未然に防ぐことが出来ますよね。

このようにデザインはただ単に見た目だけの問題ではなく、こうした安全性能も盛り込まれて設計されていることが多いんですよ(^o^)奥が深いですね♪

コメント