道の駅とは(画像あり)

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道の駅とは

かつて日本各地に点在したドライブインの進化系。ドライブイン自体は絶滅傾向にあるので、現代向けに更なる付加価値を付与して進化したものが道の駅って感じですね。6550万年前に生物が大量絶滅し、辛うじて生き延びた恐竜の子孫が進化を重ねて鳥類として現代に生きているようなイメージです。

登録は国土交通省により行われるので、個人が思いつきでポンポン設置できるような施設ではありません。「道の駅」なので車を駐車場に停めて休憩ができるほか、店舗によっては飲食店や大型の売店、アミューズメント施設を備えたものもあります。逆にトイレ以外何もない施設もあります(ただの公衆トイレ)。

付加価値を高めて地域の活性化を狙う

当初は休憩施設としての側面が強かった道の駅も、現在では様々な店舗を取り入れた複合商業施設化の波が押し寄せています。冒頭の「道の駅 ちくら潮風王国」では地元漁港で獲れた新鮮な魚介類を販売していたり、それらを活かした豪華な海鮮丼を提供したりとSA顔負けの施設が整っています。

これまでの休憩しか出来ないイメージからの脱却を図るべく、様々な工夫がなされているのです。私も過去に道の駅を訪れたことがあるのですが、その時は宿泊するホテルのチェックインにかなりの時間があったため、道の駅の駐車場で延々とモンハンダブルクロスをやっていた記憶があります。

これがマックとかだったらただの迷惑行為ですからね。買うことが前提で提供してくれている駐車場ですから、何も買わずに駐車場を利用するのはモラル的にNGです。これが道の駅であるなら思う存分休憩ができますから、今後もこのようなドライブインが増えてくれるとありがたいですよね。

ちなみに道の駅の派生として「海の駅」や「空の駅」もありますが、名称が異なるだけで大きな差異はありません。空港の近くなら空の駅と言ったような、イメージ的な意味合いが強いですね。別に空に駅があったり海に駅があったりするわけではないので過度な期待はしないで下さい。