一般的にはまだ普及していないデジタルメーター
車のメーター事情も腕時計と同様にアナログが主流です。個人的には一目で時間が把握できるデジタルを愛用しているのですが(特に学科教習では重宝する)アナログの方がどことなく上質感があるのでそちらに人気が集まるのだと思います。まぁ高級時計にもデジタルは見たことないですしね。
しかし車のメーターに関しては上質感以上に視認性が求められます。単純に速度を把握するのならデジタルが優位であることは言うまでもありません。だけど車のメーターにおいてもいまだにアナログが主流ですよね。念のため両者の特徴を以下に記載してみます。
デジタルメーターの特徴
- 速度が把握しやすい
- 無駄な情報がない
- 加速感が分かりにくい
アナログメーターの特徴
- 速度の変化が把握しやすい
- タコメーターとのバランスがとれる
- 直感での速度が分かりにくい
デジタルメーターの最大のメリットは瞬間的な速度の把握能力です。反面加速力に変化があっても表示上は高速で数字が入れ替わるだけなので加減速の強さが分かりづらいですね。一方のアナログメーターはデジタルとは逆の特性をもっており、加減速の強さを針の速さで把握することができます。
一概にどちらがいいとは言い切れませんが、近年ではデジタルメーターの利点がピックアップされて(主に高齢者が把握しやすくなる)多くの車に搭載されるようになりました。とりわけ先進的なイメージのあるハイブリッドカーやレクサスの高級クーペに見られる現象ですね。ですから決して安っぽくはないです。