デイライトマーカーとは

アラカルト

昼間に視認性を向上させるためのライト

BMWの純正デイライトマーカー

後付けデイライトマーカー

暗くなったら点灯させるポジションランプ(車幅灯)、ヘッドライト(前照灯)とは異なり、日中の明るい環境下で点灯させるランプのことです。

主な目的は他の車や歩行者に自車の存在を視認させやすくすることにあり、当然明るい環境下ですから周囲を照らす用途には使われません。

その為日中でも見易い光源としてLEDを用いることが多く、ドレスアップ機能としてもそこそこ使えるので人気のある装備となっています。

デイライトマーカーの保安基準

詳しくは国土交通省のHPで確認できます。

http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html

デイライトは法律上、保安基準第42条の「その為灯火類」に当てはまるのですが、難しい法律用語をザックリ翻訳すると以下のような内容になります。

保安基準規定第42条

  1. 赤はダメ!(白か薄青)
  2. 点滅もダメ!
  3. 光が強くなったり弱くなったりしたらダメ!
  4. 他の車から見て眩しかったり迷惑をかけたらダメ!
  5. 光度は300カンデラまで!

こんな感じです。さらに……さらにですよ!2016年10月にちゃっかり保安基準が改正されて「昼間走行灯」の要件が定められました(゜ロ゜)

これがまた曖昧で、デイライトが上記の「その為灯火類」なのか「昼間走行灯」なのかの明確な定義がないんです。

ちなみに昼間走行灯の要件をまとめてみると、その為灯火類よりも厳しいルールが定められていることが分かります(^o^;)

保安基準第34条

  1. 光度は1440カンデラまで!
  2. 他の人の目が眩んだらダメ!
  3. 色は白!白だけ!驚きの白さ!
  4. 走行灯なんだからレンズが汚れたらダメ!傷ついてもダメ!守れないなら車検通さないよ!
  5. レンズはしっかりはめてね!
  6. 大きさは25平方cm以上200平方cm以下だよ!
  7. ポジションランプやヘッドライトが点灯したら昼間走行灯は自動的に消さなきゃダメだよ!

こんな感じです。なんだか「その他の灯火類」より圧倒的に厳しいですね(;´д`)

なんとなくの風潮ですけどメーカーが純正で装着するデイライトが「昼間走行灯」、ユーザーが好みで後付けするデイライトが「その他の灯火類」に当たるイメージです。

ですから上記写真のブルーLEDも「これはその他の灯火ですよ!」と言えば保安基準上アウトではありません。

しかしこれが車検などを扱う自動車整備工場ともなると複雑な事情が絡むわけで……。

なんだかメーカー純正品以外の(輸入車は除く)後付けデイライトを搭載した車両については、整備工場側が断るケースが多いそうです。

これは前述した「その他の灯火類」なのか「昼間走行灯」なのかによって保安基準の要件が変わるため、万が一間違えて車検を通してしまった場合は整備工場側に責任が生じます。

とりわけ日本国内より光量の多い輸入車(とは言っても日本の基準に引っ掛かかるのは並行輸入くらいですが……)と青色LED搭載車はやりたがらない傾向があるようです。

ユーザー的には「お金もちゃんと払うからやって下さいよヽ(´ー` )ノ」って感じだと思いますが、整備側も仕事ですからそう簡単にはいかない事情があるのです。

このあたりは相互理解の姿勢ですよね。少しでも疑わしいデイライトがあるのなら外したり、「これはその他の灯火類ですよ」と証明できる誓約書でもあると良いでしょう。

コメント