S字とクランクのコツを最新版にアップデートしました(7/6)

ワイパーゴムの正しい選択

学科教習

雨の日の視界確保に有能なワイパーゴム

雨の日に利用するワイパーゴムは通常のゴムよりも耐久力の高い素材で作られていますがいつかは劣化するもの。そして一度劣化してしまうと窓についた水滴をまともに取れなくなってしまうだけでなく、ビビり音と言う世にも奇怪な音を発するようになります。

これはワイパーゴムだけではなく窓ガラスにこびりついた油膜にも原因があるのですが、悪影響は騒音だけではなく視界悪化にも及ぶので早急や対処が必要です。とりわけ油膜の量が深刻化すると専用の油膜取りクリーナーを使わないと手に負えなくなってしまいます。

間違えたサイズで脱落の恐れも

カー用品店のワイパー売場を眺めてみると実に多くの種類やサイズのものが販売されています。デザインに凝ったもの、材質をゴムよりも耐久性に優れたグラファイトにしたもの、撥水加工をしてくれるもの…。一見数が多過ぎてどうしようもなく思えますが、実際自分の車に装着できるワイパーは数本しかありません。

まずは自分の車の車種と年式を事前に調べておき(年式は車検証に記載されています)、ワイパー売場にて用意されているサイズ早見表を見ます。自分の車の名前と年式をたどっていけばそれに該当した番号がふってあります。「32」と書いてあれば32番の番号がついたワイパーを選ぶだけです。

ここでサイズを間違えてしまうとワイパー使用中にゴムが上空の彼方へ吹っ飛んでしまうことがあるので気を付けましょう。あとは用途に応じて材質を選んだりすれば完了です。付け替え方が分からなければお店の人に頼んでも結構ですが、ゴムの交換自体の難易度はさほど高くないのでやれば誰でも出来ます。

撥水性のゴムに要注意

ワイパーのなかには撥水加工ができることを特徴としている製品もたくさんありますよね。撥水加工とは雨が降っても表面が水を弾いてコロコロ水球になっていくアレです。熱したフライパンに水滴が垂れると丸くなって動き回りますよね。それに似たイメージです。

窓ガラスに撥水加工が施されれば水滴がコロコロ転がるために視認性が良くなる気もします…が!実はここに落とし穴があるのです。これはワイパーの働きに主な理由があります。ワイパーはガラス面についた水滴をゴムによって薄く延ばして取り除いていきます。いわゆる撥水性の逆、親水作用を利用して満遍なく拭き取るのです。

最近車のコーティングにも親水性が多くなってきましたが、親水性の場合は撥水性と異なり車体表面を水滴が広がって消えていきます。見た目では水を弾かないので効果が薄いように感じますが、撥水性で生じるような水滴がコロコロした状態にはならないので乾いたときに汚れが残りにくくなります。

たまに晴れた日の駐車場で車の表面に斑点状の汚れが目立つ車が停まっていることがありますが、この場合は高確率で撥水性のコーティングを使っています。落ちなかった水滴の中には砂や埃などの汚れを含みますから乾いた部分に砂が残ってしまうのです。

親水性であるならこのような汚れを防ぎやすくなり、ウォータースポット(水滴がレンズの役割を果たし太陽光でボディを焼いてしまう現象)も防止しやすくなります。本来ワイパーの場合も親水性を利用して拭き取っているので、撥水加工をしてしまってはガラス表面に油を塗ってしまうのと同じことになってしまいます。

ですので時間が経過すると「キュッキュツ!」っと不快な音(いわゆるビビり音)が発生するようになり、これを防ぐために「撥水加工用ワイパー」なる商品が確信犯的に販売されています(笑)原理としてはガラスとの摩擦面を少なくして音を防ごうとするものですが、それなら最初から音がでないようにした方が手間もかからず早い気もします。

それでも撥水加工のワイパーは必ずと言っていいほど置いてありますし、車のコーティング剤に関しても撥水性の方が親水性に比べて圧倒的に多いです。なぜなのか…。それは簡単!売れるからですよ!見た目がコロコロした方が水滴が落ちたように錯覚できますからね。

これは歯磨き粉や洗濯用洗剤にも言えますが汚れを落とすのは界面活性剤の役割であって泡の役割ではありません。だけど泡がモコモコ見えた方がなんだか汚れが落ちてるような気がしますよね(゜o゜)?メーカーは汚れを落とす効果がなくともわざわざ泡を発生させるために発布剤を添加しています。

つまり本来なら歯磨き粉や洗濯洗剤に泡は不要なのです。ワイパーに関しても撥水加工をしてしまうと表面が劣化したときに落とすことが困難になります。なるべく撥水加工はしないようにし、日頃の洗車で汚れを落とすことが確実なのですが、最終的には好みの問題なのでなんとも言えないですね。

コメント