近年増加傾向の自転車分離道路(画像あり)

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自転車事故防止に効果的な施策

自転車分離道路とは歩道と自転車道が文字通り分かれており、それぞれの通行区分をより明確に示した道路のことです。以前もこの記事内でお話ししましたが、最近では各所で増えてきたような気もするので久しぶりにアップします。

私が住んでいる地域(23区城南)だとそもそも道路幅が狭いので、車道の端に自転車のマークが描かれている簡易的なものが多いのですが、このように色分けされていると視覚的に分かりやすいですね。

人間は生理的に物事が明確に分かれているとそれに反する行動を行いにくくなる傾向(そうでない場合に比べて)があります。

これだけ明確に分かれている状態で自転車が歩道を走行してしまえば歩行者からは「そっちに自転車道があるのに何で歩道を走るの?まともな判断すら出来ない人なの?」と思われてしまいます。

逆に歩行者が自転車道を歩いてしまうと自転車側から見れば「歩道あるじゃん!そっち歩きなよ!」となってしまうわけです。これが明確に分かれていない状態であれば境界が判別しづらいのでお互いの通行エリアに干渉しやすくなる傾向があります。

ですのでこのような自転車分離道路が増えていくのは、歩行者側からしても自転車側からしても交通ルールを守りやすくなり、結果的に事故件数の減少に少なくとも寄与していくのではないかと思います。