油膜が張り付くメカニズム
雨の中に含まれている油分や排気ガス等の汚れが直接ガラスに当たることで硬い被膜を形成します。これが油膜です。立地に伴う気候条件や車の保管環境にもよりますが、定期的に洗車を行うことで油膜の発生をある程度は遅らせることが出来ます。油膜が発生してしまうと以下のような状態異常効果が付与されます。
- ワイパーによる拭き取り能力減少
- 被膜との摩擦による異音の発生(ビビリ音)
- 雨が降ると白線がほとんど見えない
- 光のギラつきによる視界の悪化
- ガラスの傷付き効果増加(油分がゴミを定着させる)
油膜がついたら油膜取りを
これは料理の時に使用するガスレンジやIHクッキングヒーターと同じ論理です。料理が終った直後に掃除をすれば大概の汚れは取れるのですが、長時間放置すると「頑固な油汚れ」として定着してしまいます。そうなったらクレンザーを使って付着した油汚れを取らなくてはいけませんよね。
油膜が張り付いてしまうと車の運転面ではマイナス要素しか働かないのでなるべく早いうちに油膜を除去した方が懸命です。時間が経てば経つほど強固な油膜が形成されてしまいます。カー用品店に頼むか、自分で専用グッズを買って油膜を除去しましょう。油膜取りにかかる費用を参考程度に記載しておきます。
ディーラー
- 平均5,000円~7,000円(輸入車は10,000円~25,000円)
カー用品店
- 平均2,500円~5,000円
自分でやる場合
- 平均700円(油膜取り溶剤代・洗車費用含まず)