標識の簡単な覚え方(画像あり)

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知らなかったではすまない標識の知識

標識には本標識と補助標識の2種類に分類され、さらに本標識は「規制標識」「指示標識」「警戒標識」「案内標識」に分類されます。

学科教習でも膨大な量の標識の数に、途方に暮れている人も少なくありません。だからと言ってこれらの標識を覚えずして交通社会に出ることは危険すぎますので認められません。

例え自分が良くても、他人が迷惑なのです。大切だとは思っていても覚えづらい標識……実は簡単ではありますが、覚えるためのコツも確かにあります。今回はその方法の一部を紹介をしようと思います。

標識は色で判断できる

過去の経験から、標識は色で分類できると考えています。

  • 赤い標識= 「(書いてある内容を)するな」
  • 青い標識= 「(書いてある通りに)して下さい」
  • 黄色い標識=「(書いてある内容が)あるよ」

といった具合です。

例えば以下の標識を比べて下さい。

これはどちらも原付の二段階右折に関する標識ですが、先程の色に意味を当てはめてみましょう。

前者は赤い色をしていますね。ですので先程の色で考えると赤は「するな」ですので、「二段階右折をするな(小回り)」という意味になります。

後者は青いですね。青は「して下さい」と言った意味なので、「二段階右折をして下さい(二段階)」という意味になります。これだけで意味がなんとなく分かりませんか?

それでは黄色い標識も見てみましょう。

これは近くに学校や幼稚園があることを示している標識です。ただそれだけです。

あくまで黄色い標識は「あるよ」ですので、それなりに小さい子がいるのだなと注意してもらえればいいと思います。

特に徐行や一時停止を強制している標識ではありません。問題集の出題傾向としては、この標識に「必ず徐行しなければならない」などの文章が追加されている場合がありますが、徐行や一時停止は「必ず」で表現する義務ではありませんので正解は「×」となります。

これらを踏まえて以下の標識の意味を考えてみましょう

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左の標識は赤いのでUターンするな、すなわち「転回禁止」の標識です。真ん中の標識は青いですから矢印の方向に進んで下さい、すなわち「指定方向外進行禁止」の標識です。最後に右の標識はどうでしょう?

黄色いですね。黄色い標識は「あるよ」ですから、踏切がこの先にあることを表しています(踏切あり)。いかがでしょうか?

色を把握しておくことでなんとなく意味を想像することができると思います。もちろん全ての標識に対しての知識は持っていてほしいのですが人間は忘却するもの。

万が一標識の意味を忘れた際に交通事故を起こさない、合わないためにも役に立つ判断方法だと考えています。