第一段階で覚えておきたい操作手順

記事内に広告が含まれています。

技能検定時にも重要な各種手順

教習所に限ったことではありませんが、世の中には「受かる(合格する)」為にやらなくてはならない事柄がたくさんあります。進学や就職活動における面接で何故身だしなみを整えるのか…それは大抵の企業が第一印象においてだらしない人物を採用しない傾向が圧倒的だからです。

小学校の体育や算数だって「なんでこんな勉強するんだろう?」「どんな意味があるんだろう?」と考えていてもやらざるを得ないですよね。それが決まりなんですから。このような流れはとりわけ試験の世界においては顕著であり、求められた合格基準に達しない以上は当然ですが合格を貰えません。

技能教習における各種手順も同様であり、決められた順番でしっかりと操作を行う必要があります。特にシートベルトなんて顕著です。自宅の車に乗った際には真っ先にシートベルトを装着すると思うのですが、教習所ではシートの位置を合わせ、さらにミラーを調整してからシートベルトを着用する必要があります。

以下に技能教習、及び技能検定における各種手順を記載致しますので、ご参考程度に捉えて頂けると幸いです。

運転操作における各種手順(完全版)

乗車手順(AT・MT共通)

  1. ドアロックをする
  2. イスの位置を調整する(必要な場合は任意でハンドルの位置も調整可能)
  3. ルームミラーを触って合わせる(これ重要)
  4. シートベルトを装着する

発進手順※( )内はMT

  1. ドライブギアにする(ローギアにする)
  2. ハンドブレーキを解除する
  3. 合図を出す
  4. 目視をして発進

停車手順※( )内はMT

  1. ハンドブレーキをかける
  2. パーキングにする(ニュートラルにする)
  3. 合図を消す

駐車手順の場合は上記の停車手順に加え以下の動作が必要です。

AT

  1. エンジンを消す
  2. ブレーキを離す

MT

  1. エンジンを消す
  2. リバースにする
  3. クラッチ、ブレーキの順で離す

進路変更をする際の手順

  1. 合図をつける
  2. 目視をする(しっかりと後ろを振り向く)
  3. ハンドル操作

不安な知識は早期解決が鉄則

とりわけ基本的なものはこれくらいでしょうか。教習中に手順を忘れてしまったら早い段階で指導員に確認しておくようにしましょう。質問行為は恥でも悪でもありません。何もせずに分からないまま放置してしまう方が自分自身にとって大きくマイナスになってしまうのです。

たったひとつの解決が試験を合格に導いてくれることがあります。迷いをなくした状態で試験を受けられるようになれば、きっと良い成果が出ると思いますよ。