「S字とクランクのコツ」の内容を最新版に更新しました。画像をより詳細な物にリファインしました。

発炎筒の規格

技能教習(第二段階)

日中でも視認可能なピンクの閃光

代表的な発炎筒

ちなみに「発煙筒」ではなく「発炎筒」です。ここでは主に自動車用の発炎筒について解説します。

日本における発炎筒とは……

  1. 燃焼時間が5分以上であること
  2. 赤色であること
  3. 160カンデラ以上の光度があること

これらが標準的な性能として定められています。発炎筒の主な成分は火薬とストロンチウムで構成されていますが、上記の②と③が満たされていれば必ずしも燃やさないといけないという訳ではありません。

赤色で光度が160カンデラ以上を確保できればLEDで代用することも出来、実際に非常用信号灯として販売されています。

実際に160カンデラという光は閃光という表現がピタリと当てはまるくらいに眩しいものです。ピンクに見えることがあるのはこの明るさから起因しています。

発炎筒使用の諸注意

燃焼部分を中心に500℃以上の熱を発します。ですので通常は道路上に置いて使用するものであり、とてもではありませんが手に持つことは不可能です。

しかし一部教科書では発炎筒を手にもって注意を促す場面が描かれていたりします。おそらく映画、ジュラシック・○ークの影響を受けすぎているのではないでしょうか?

そもそも500℃の高温に耐えうる肉体を人間は持ち合わせていません。教科書に描かれているのは人間ではなく、別の世界から来た、全身を強化外骨格に覆われたサイボーグか何かだと思って下さい。

道路上に置く際も、芝生や山の中では火事になる可能性があるので、基本的にはコンクリート上で使用するようにしましょう。

発炎筒には使用期限がある。

上記の画像にもある通り、発炎筒には使用期限があります。火薬は使わなくても劣化し、空気中の水分を吸収して徐々にしけっていきます。

基本的には車検時に取り換えてくれることがほとんどですが(料金もしっかり取られています。)、身内が整備士をやっていて、その人にお願いする場合は見過ごされている可能性があるので気をつけましょう。

エアバックと同様に、使わない方が幸せな装備のひとつです。出番のないような運転はもちろんですが、万が一緊急事態が訪れた場合に最善の策が取れるよう、定期的に確認する癖をつけておくと良いと思います。

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