環状交差点の通行方法

初見はパニック必須

感情交差点は最近日本でも見かけることが増えてきた交差点の通行形態のひとつです。学科教習の項目3「標識、標示などに従うこと」や項目6「交差点などの通行、踏切」に記載されています。

とりあえずどんなものかは写真をご覧下さい。

私が軽井沢旅行に行った際に撮影したものです。以前は普通の一時停止の交差点でしたが、いきなり景色が写真のように変わっていたので状況把握に困りました。

まだこの頃は環状交差点と言う言葉自体がなく、手前には「ラウンドアバウト  モニタリング試験中」とだけ書いてありました。

今でこそ教科書で事前知識を得た状態で見ることができますが、知識がない状態で遭遇するとけっこう焦ります。右端に白く映るアウディはこの交差点を3周くらいしています。

おそらく出る方向か分からなくてグルグルまわっているのでしょう。なかなかシュールな光景です。

これでだんだん車が増えてきて動いたり止まったりを繰り返す姿を想像するとなんだか理科の実験みたいに映りそうです。

環状交差点のメリット

ずばり電力が必要ないことでしょう。東日本大震災の影響を受け、関東地方でも計画停電などの必要性に迫られました。

当然一時的に電力がなく、信号機の使えないところでは警察官の方が寒さに耐えながら誘導してくれたのを思い出します。

このような状況下においても影響なく稼働できるのが信号機に頼らない環状交差点です。

環状交差点の通行方法

イメージとしてはパリの凱旋門のような感じで車は時計まわりに進行し、出たい交差点で左折を行います。右折をしたい場合も時計まわりに進行する必要があるので、とりあえずは左折を行うのです。

ここで右折したいからと右に進んでしまうと他の車と正面衝突してしまいます。ですので環状交差点においては「右に曲がると言う概念がない」のです。そして一度入ってしまうと方向感覚が思った以上になくなってしまうので、どこで出たらいいのか分からなくなります。

体感して初めて先ほどグルグルまわっていたアウディの気持ちが分かりました。

環状交差点は普及するのか

まだモニタリング試験の段階にあると思います。確かに信号待ちによるロスや電力喪失の際の機能性をとっても優れていることは明らかですが、いかんせん知らない人が多すぎます。

今教習所に通っている人は間違いなく学習をしている(これからする)はずですが、2年ほど前の教習所には記載されていません。

もし普及させるのなら積極的な広報が必要不可欠ですね。特に高齢者の多い日本の社会においては、高速道路で逆送する事故もあるわけですから色々と問題が起きそうです。

おそらく近いうちの爆発的な普及はないと見ていますが、現状では数はなくとも必ず「どこかにはある」状態です。

私の軽井沢での体験のように、いつどこで遭遇するかは基本的に分からないので、知っておかなければいけない知識のひとつでしょう。現に私も遭遇するとは思ってもいませんでしたから。

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