第二段階技能教習の心得

路上はリアルワールド

修了検定と仮免学科試験に合格すれば晴れて路上ドライバーの仲間入りとなります。期待と不安の路上教習(^o^)しかし路上を走る権利を得たと言うことは、それなりに路上を走る能力がなければリアルな事故に遭遇するリスクが大いにあると言うことです。

  • 「初心者だから守ってほしいな」
  • 「初心者だから最初は下手だから仕方ない」

と言った甘えの思想は残念ながら通用しません。確かに初心運転者ほど守ってほしい気持ちは分かるのですが、人間10人いたらその10人が全員優しいわけではありません。逆に「運転できてるから外にいるんでしょ」「運転ができないのなら外にでてくるな」と思われるほうが普通です。

環境慣れすることが先決

歩いていた頃は何も感じなかったのに、いざ車のハンドルを握って路上に出ると別世界のような光景が広がります。やっと路上に出られた達成感とこれから起こりうる好奇心、それに比例して積み重なる不安…心の状態は所内以上に激しくフル稼働しています。

あえて感情を殺して不安を抑制している人もいますが、そのような人は揃ってこのような↓↓↓顔をしています。

真顔でヒップホップ…ではなく真顔で運転です(笑)

話はそれましたが所内教習と路上教習の決定的な違いは「他者(車)の存在」があることです。外の道路環境とは完全に隔離され、バイクでさえもすり抜けを許されず、閑散期には教習車よりも鳥の方が多い完全なる守られた空間である所内とはわけが違います。

まずは気持ちの整理が大切です。「ちゃんと外走れるかなぁ」ではなく「ちゃんと走らなきゃ」と前向きに考えるようにしましょう。最初の頃は隣で指導員が助けてくれます。万が一不測の事態に遭遇しても全力で助けます。それが我々指導員の仕事です。

しかしいつまでもあなたの隣に乗っているわけではありません。卒業後はすべて一人で判断しなければならず、そしてたった一つの判断ミスが重大事故に繋がるのです。「もし隣に指導員がいなかったら」と言うことを常に念頭に入れ、技術と判断力を磨くために積極的に練習を重ねていきましょう。

技量向上による円滑性

運転に慣れていないとすべての動作にロスが生まれます。ひとつのことに精一杯で、つい前の車の後ろ姿ばかりを見てしまいがちですが、実際は複数の危険が同時に生じる可能性もあるのです。つまりイージス艦のイージス機能のように、一度に複数の危険を同時捕捉できないと一瞬で事故に繋がります。

特に視線は重要です。近くばかりを見ていると当然ながら前方から迫る危険の発見に遅れ、ハンドル操作やブレーキ操作が唐突なものになってしまいがちです。初めの頃はどうしても目線が近くを向きがちになるので、早い段階で遠くの危険を察知できるような意識をもっておきましょう。

とりあえず乗ることが大切

皆さんのご両親の運転を見てこう思ったことはありませんか?

単純に「うまいなぁ…。」って。当たり前ですよ。おそらく皆さんのお父さんやお母さんは免許を取得してから20年~30年くらい運転歴があるんじゃないですか?そんなに運転してて上手くならない方が不自然です。ピアノだって1日も休まず10年ひいていれば目を瞑っても演奏できるはずですからね。

つまり練習を初めてから2日や3日で運転技量が体に染みつくものではありません。人間の体は運転をすることに特化して設計されていないからです(人間の能力と運転を参照)。漢字と一緒で数をこなせばそれだけ上達しますし動作もスムーズになっていきます。

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