免許取得には何かと損する早生まれ
早生まれとは1月~3月に誕生日を迎える人のことを言います。かく言う私も1月生まれの早生まれなのですが、今まで生きてて得した場面と言えば周囲(同学年)よりも1歳若くいられると言ったところでしょうか。
特に29歳と30歳の境目は大きく、周囲の友達が30歳になるなか、たった数ヶ月誕生日が遅いだけで自分だけ20代と言えるようなよく分からないアドバンテージがありました。
しかしこれが運転免許を取得できるようになる18歳ともなると事態は深刻です。
今後の進路が大学生ならまだしも、4月から社会人を控えている高校生にとってはそれまでに免許を取得しなければならないような人も出てきます。
極端な話、3月生まれの人には4月までに1カ月の猶予しかないわけですよ。仮免が取得できるのが誕生日の翌日ですから、3月後半が誕生日の人にとってはかなりの死活問題です。
逆に4月生まれの人にとっては免許取得への猶予が11カ月ありますから、この格差はとんでもなく大きいものがあります。
早生まれ早期取得制度の導入を
1月~3月生まれの人を対象に、前年の8月あたりから免許を取得できる特例があればいいのではと考えました。
そうすれば新社会人を迎えるまでの猶予期間が長くなり、より免許を取得しやすくなると思います。
いや、当然問題は発生しますよ。早生まれの人を前年8月あたりに取得させようとするなら、9月~12月生まれの人からブーイングがくるかと思います。「自分たちも早く取りたい!」と。
それならいっそのこと、8月生まれ以降の人は全て8月から取得できるような思いきった政策も必要な気がします。
8月あたりを起点にすれば当然「すぐに取る人」「すぐに取らない人」が発生するため、教習所の繁忙期である2月、3月の混雑具合を若干解消できる気も…。
まぁこれらは実際に行政が動かないとどうにもできない部分がありますけどね。ただ既存の教習所業界が抱える問題点にも少し目を向けてくれたらなぁ~なんて思う今日この頃でした。