とにかく早く卒業したい!

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免許取得には最短でも15日はかかる

免許を取りたい理由は人それぞれ。なんとなくとか仕事でうとか遠くに行きたいとか…人の数だけ動機の数もあるんです。とりわけ免許を早く取得しないといけない事情がある人にとっては一大事!できるだけ早く取りたいと言う気持ちも分かるのですが、教習には法律で定められた規定時間なるものが存在します。

普通自動車を例にすればMTで最低34時限、ATで最低31時限教習を行う必要があり、この規定時間が延びることがあっても減ることはありません。しかも技能教習には1日あたりの乗車制限があり、初内を走行する第一段階は2時限まで、路上を走行する第二段階は3時限までが法律上の上限となります。

ちなみに学科教習には1日あたりの受講制限はありません。これらを計算するとMTは試験を含めても最低17日、ATは最低15日は必ずかかります。これ以上早まることは法改正が行われない限り100%ありません!つまり「何とかして10日で免許を取りたいんです!」と言われても絶対無理です。

早く免許を取るための工夫

教習所に限った話ではありませんが、何もしないよりかは何かしら工夫をした方が何事もスムーズに進みます。例えば…

  1. 教習所のオプションであるスピードコース(名称は色々ある)を利用する
  2. 標準コースでも毎日キャンセル待ちをして粘る
  3. 予約をマメに見る
  4. 家に帰ったらちゃんと学科の勉強をする
  5. 職員と仲良くなる

などが挙げられます。以下詳しく解説。

1.スピードコースを利用する

これは教習所を最短で卒業するために必要なプランニングを行ってくれるコースです。ほとんどの教習所では追加料金が発生し、標準コースよりも割高ですが予約をしっかりと組んでくれるので確実に早く取りたい人にはオススメです。とりわけスケジュールを組むことが苦手な人にも重宝しますね。

ただ最短で卒業できるかは個人の能力に大きく左右されますし、病気や災害によっては教習期間が長引く場合もあります。教習所によっては実施していなかったり定員があったりするので入所の前に確認しておきましょう。あくまで最短取得を目指すのであれば合宿免許の方が効率的だったりします。

2.標準コースでもキャンセル待ちで粘る

時期によっては予約が全く取れない場合もあります。特に2月、3月は教習所で最も混む時期です。その混み具合は元旦の明治神宮に揶揄させるほど…。一方で繁忙期においても教習所を最短で卒業できてしまう猛者がいます。その教習生は毎日受付に足を運んではキャンセル待ちに名前を記入していましたね。

3.予約をマメに見る

人が多いと言うことはそれだけ予約の変動も激しいと言うことです。教習所の混む時期においては2~5分程度の間隔で予約のやり取りが行われ、当然マメに予約状況を確認していればこうした変化に気がつき予約が取れるはずです。これを怠るとなかなか予約が取れません。

4.家に帰ったら勉強する

免許を取るには技能だけでなく知識も必要です。しかも学科試験においては90点以上で合格という明確なルールがあります。当然ですが教習所が独自に決めたルールではなく国が法律によって定めたルールですから90点を超えないと絶対に合格できません!

勉強がおろそかになると学科試験に合格できませんから必然的に教習期間が延びてしまいます。これはスピードコースであっても同様です。年間数パーセントの人は学科試験に合格できずに退所になっています。早く免許を取りたい人は早い段階での学習が必須です!

5.職員と仲良くなる

まぁこれは必須ではありませんが、仲良くなるとたまに「予約が取りやすい時間」などの裏情報を教えてくれることがあります。指導員も人間ですから、頼られた場合は自然と期待に応えたくもなりますよね。ただそれによって試験が受かりやすくなるとか出来ない技能をパスしてくれるとかは絶対にありません。

結論

工夫次第では免許が早く取れる!まぁ当然ですけどこれに尽きますよね。当然私生活は教習所だけではありませんから遊びたい時は遊ぶことも大切です。その代わり「この期間からこの期間までは教習所の為に時間を取ろう!」と言った計画性を持つとスムーズに進めることができますよ。