車道と道路の違いなど

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技能や学科で必要な最低限の知識

学科試験において「車は道路を走らなければならない。」と言ったような問題をよく見かけます。これの正解はずばり×です。

「そりゃそうだ。」と思った方は教科書の内容をよく理解していると思われるので、この記事を読む緊急性はないと思います。

逆に「えっ!違うの!?」って思った人はとりあえず学科教本の項目④を優先的に読んだ方が良いかもしれません。

なぜならこれらの意味を理解しておかないと、今後の学科や技能教習に大きな影響が出てしまうからです。

道路で通行可能なもの

・すべて

道路とは目の前に広がるコンクリートの部分…つまり車道も歩道もすべて含めた壁から壁までのことです。

ですから「車は道路を走らなければならない。」を○にしてしまうと、自動車は歩道の上を走って良いことになってしまいます。

車道で通行可能なもの

・車すべて

みなさんが教習所で運転している自動車が通るところを車道と呼びます。一般的に自動車はここしか走りません。

例外的にマックやサイゼなどの駐車場に入るときに限り、歩道を横切ることが出来ます。(歩行者がいてもいなくても一時停止義務があり)

歩道で通行なもの

・歩行者

人が歩くところがガードレールや生け垣、縁石の段差などによって物理的に隔離されている部分です。

ご存じの通り、歩道の中は歩行者しか通行できません。

当然自転車は乗り物にまたがって運転しているわけですから歩行者ではなく車扱いなので通行できません。

ここが後述する路側帯との明確な違いです。

路側帯で通行可能なもの

・歩行者

・軽車両

自動車が入ってこないように道路上に描かれた白い線の内側を指します。歩道とは異なりただの線でしか分けられていないことが特徴です。

ここは歩道ではありませんから、歩行者だけではなく自転車も通行可能です。

車道外側線で通行可能なもの

・車すべて

歩道があるにも関わらず、路側帯のような白い線が隣接して描かれている場合があります。

これは車道外側線と呼び、路側帯とは異なり自転車以外の車もすべて侵入できることが特徴です。

これらは今日にでも覚えておきましょう

上記の内容は覚えておいて損はないではなく覚えておかなければいけないものです。

数ある記憶系のなかでも比較的簡単に覚えられる内容ですから、後回しにはせず是非とも今すぐ覚えてもらいたい内容ですね。

これを理解しておくか理解していないかで、今後の教習における難易度が劇的に変わります。

特に第二段階の路上教習においてはこれらの知識を理解していることが大前提となります。