第二段階自主経路とは(画像あり)

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自主経路とは

一言でまとめると指導員が道案内をしてくれない技能教習のことです。自分で地図上に経路を書き込み、それを覚えて自力で目的地に到達しなければなりません。

ちなみに数年前の法改正により、卒業検定時に自主経路を行わなくなりました。しかし技能教習内では必須項目として残されているので確実に実施しなければなりません。

また、学科教習項目⑯「経路の設計」を予め受講しておく必要があります。(先行学科)

自主経路の方法

地図上に出発地から到着地までのルートを描く

指定の地図上に自分でルートを書き込みます。おそらく指導員が出発地と到着地を矢印(車の向き)で記入してくれると思うので、それらをうまくで繋げて下さい。

ここで記入したルートが、これから自力で覚えて走りきらなければならない経路となります。

最初の状態

指導員が出発地・到着地を記入したところ

教習生が設定し覚えるルートの記入例

ルートを覚える

自分で設定したルートを記憶します。あまり土地勘のない人はランドマーク(目印となる施設)を覚えるのではなく信号の数などで道順を覚えるようにしましょう。

具体例としては「最初の信号機を左、2つ目の信号機を右折…」といった感じです。

曲がる交差点を施設名で覚えてしまうと発見した頃には既に交差点の至近距離まで接近している可能性があり、そうなると本来つけるべき箇所で方向指示器をつけることが間に合わなくなってしまいます。

これが信号機であるなら十分手前からでも発見することができ、ちょっとやそっとの事では増えたり減ったりもしないのでかなり信頼性の高い目印となります。

実際に目的地まで走る

ここからは自力で目的地に向かう必要がありますが、その際も普段通りの運転(合図、目視、左折時の寄せなどの基本操作)も忘れずに行いましょう。

どんなに経路通りに走行できたとしても、運転が支離滅裂になってしまえばそちらの理由で不合格になる場合があります。

経路を忘れてしまった場合は

地図を再度確認することはOKです。その際一言声をかけてくれれば、コチラで安全な場所を探して停止できそうな場所にご案内します。あくまで自分で経路を確認するわけですから何のペナルティーもありません。迷ったら気軽に相談してみましょう。

経路を間違えてしまった場合

間違えてしまった場合は指導員が迂回ルートを探します。「あっ!間違えた!」とパニックにならずに気をつけて下さい。