卒業検定の合否は寄せ方で決まる!(画像あり)

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卒業検定で不合格になりやすい最大要素

  1. 左折時寄せ不足
  2. 歩行者保護不停止
  3. 方向変換、縦列駐車

その他いろいろ。

左折時寄せ不足

事実上もっとも難易度が高いと言われている要素がコレ。そもそも路側帯と車道外側線の区別ができない人は絶対に受かりません!

左折を行う際は左側の間隔を50cm以内まで寄せ切る必要があるのですが、この行為ができない人が多いんですよ。当然寄った気であるとか怖くて寄せられないなんて理由をつけても駄目です。試験では人の緊張や頑張り、恐怖などの気持ちは一切考慮しません!

国が発行する免許証ですから全員公平に出来たかどうか…つまり点数で判断しなければなりません。ですから左折時の左寄せができないだけで5~6回卒業検定に落ちてしまう人も結構いるんですよ。特に検定期限や仮免期限がギリギリで落ちた場合は最悪ですね。入所前の振り出しに戻るわけですから。

歩行者保護不停止

今回のテーマではないので割愛しますが、ようするに(交通整理のされていない)横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのにそのまま通過して一発中止になる感じです。これも卒業検定に落ちる要因としては常に上位に君臨します。ちなみに自転車にまたがっている人は軽車両なので譲る必要はありません。

方向変換、縦列駐車

今回のテーマではないので割愛しますが、ようするにうまく入らないということです。順序も試験内容に含んでいるのでしっかりと覚えておいて下さいね。運転と違って記憶するくらいなら家でも外出先でもできますから。

歩道がある場合の車道外側線に注意

正しい左折方法

  • 車道外側線内は車道ですので自動車は通行できます。図のように白線を踏んだまま進行するのが正しい左折方法です。(極端に狭い場合を除く)
  • 左側がぶつかりそうで怖いのか、これが出来なくて不合格になる教習生が多いです。寄った気ではなく確実に寄せなければなりません。
  • 感覚的には自転車が入ってこれないほど寄せるイメージです。そもそも自転車が入ってこなければ左折の際に巻きこんでしまう心配がありません。

正しくない左折方法①

  • そもそも白線を踏まない走り方は「路側帯と勘違いしている」扱いになってしまうのでNGです。左側の間隔が掴めていない人に多く見かける現象です。

正しくない左折方法②

  • そしてもっとも多いのがコレ。あおりハンドルという違法行為です。最初は白線の中に寄っているのにジリジリと離れてしまう現象です。
  • おそらく後輪を巻き込みたくがないための無意識の行動であると思いますが、しっかりと減点されます。

とにかく怖い!といった感情は一切採点には考慮されないので(国が定めた基準で行う技能検定ですからね)できた事実を残せる走り方を心がけるようにしましょう。ほとんどの場合は無意識に縁石から離れてしまうので、その場合は猫背の人が猫背を治そうとするくらいの意識が必要です。