教習生の7割以上は当てはまる?あおりハンドルの恐怖!(画像あり)

記事内に広告が含まれています。

癖になってからでは手遅れです

あおりハンドルとは曲がりたい方向とは逆にハンドルを回して(傾けて)、大回りするようなイメージで曲がる行為のことです。

↓↓↓

あおりハンドルの特徴は本人の自覚がほとんどないこと。縁石に乗り上げる恐怖から後輪がぶつからないよう無意識に大回りをしてしまいます。右折の場合は極端な狭い道でない限りあおりハンドルは発生しにくい(乗り上げるリスクが少ない)のですが、縁石が近い左折には多く見られます。

このあおりハンドルを原因とするトラブルも全国で多発しています。特に2車線以上の道路で左折時に膨らむと右車線を走行している車を妨害してしまう可能性がありますよね。エスカレーターの右側を歩いているときに(本来はNGですが)突然左側の人がヒョイって出てきたらイライラすると思います。

↓↓↓

ただ妨害してきた本人は基本的に気がついていないのでのほほんとしていることが多いです。めちゃくちゃ迷惑なだけでなく「私は運転の基本が出来ていない下手くそですよ」と自称するような行為なので絶対にやめましょう!逆に隣に乗っていて気がついたら本人に教えてあげて下さい。

道路交通法でも左折の際は「あらかじめできるだけ道路の左側に寄り、交差点の側端に沿って徐行しながら通行しなければならない」と定められているのですが、これでは「あらかじめできるだけ道路の左側に寄り、交差点で膨らんでから徐行して通行する」になってしまいます。

正しい曲がり方はコチラ。

↓↓↓

車は特殊な機構を搭載した救急車以外は内輪差(前輪より後輪が内側を走る現象)が発生します。この内輪差によって縁石に衝突してしまったり、乗り上げてしまう方も見受けられますが、ほとんどの場合は縁石への寄せ過ぎではなくハンドルの回し始めが早いことが原因です。

基本的にどの車も乗用車であれば右に振らなくても曲がれるようになっています。アルファードのように車体が大きく見えても所詮は乗用車です。余程狭い道やトラックのようにオーバーハングが長い車は仕方がありませんが、通常の道路で大回りをしなければ曲がれないような状況はほとんどありません。

どうしても右に振らないと曲がれないような狭い道に遭遇した場合は、ハンドルを振る前に右後方の状況もミラー及び目視で確認して下さい。そもそも狭い道では後方から同サイズの車が迫ってくることはありませんが、自転車や原付が横を通ってくる可能性も十分にあります。

今回問題となっているのは振る必要のない交差点でも無意識、或いは癖であおりハンドルを行ってしまう人が多いことにあります。特に運転に慣れていない教習生は脱輪への警戒から無意識にあおりハンドルを行いがちなので、交通社会に出てから困らないためにも卒業までにはなくしておきたい要素です。