効果測定の合格できない理由ランキング

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統計データに基づく分析

しょうもないタイトルで「どんなランキングだよ(笑)」と突っ込みどころ満載な内容ですが、実のところ統計データも地道に取っているので公開しようと思います。なかなか受からない人にとっては参考になるかもしれません。(※2,000名のアンケート集計結果に基づくデータ)

第1位…勉強しない(876回答)

ハイ、想像通りの答えが出ましたね(笑)これは説明する理由もなく分かりきった内容です。データ上では効果測定不合格者のおおよそ3人に1人が勉強をしていないことに起因した不合格であることが分かります。意外と資格を取りに来ているのに勉強しない人って多いんですよ。

「通えば取れる」と壮大なる勘違いしている人も多々いるのではないでしょうか。実際は試験にオマケなんて要素は一切ありませんから学科試験に受からないことを要因として退所になっている人も少なくないのです。ようするにちゃんと勉強して試験に合格しないと免許が取れないと言うことですよ。

第2位…勉強しているけど受からない(347回答)

日本語力…言い換えれば国語が苦手な人に見られる現象だと思います。学科試験のほとんどは引っかけ問題、すなわち国語の問題です。文章の辻褄が合わない部分を探すことが学科試験の本題とも言えるでしょう。

例えば「文章の意味が分からない」「読んでいると混乱してしまう」と言った人に該当例が多く見られるのですが、かと言って今すぐにでも日本語力が向上するわけでもありませんよね。基本的に本を読むことで文章の理解力は向上されると言われています。(マンガじゃ駄目ですよ。)

このような人はとにかく数多くの問題をこなす必要性が出てきます。ようするに「書いて覚える」のパターンで学習するしかありません。数をこなせばそれだけ理解力も高まるので、とにかく数をこなすことを前提に学習していきましょう。辛いかもしれませんが努力に応じた実力はつきます。

第3位…何を間違えたのか分からない(191回答)

それは単に読み間違えです。おそらく文章を断片的に読んだか、或いは最初だけ読んで「あっ!この問題見たことある!」と言う感じで後の文章を読まずに想定して答えてしまった可能性があります。ですから本人は想定の中での文章で答えているので文章の中に潜む「引っかけ」に気がつきません。

これは日頃から「やらなくてはいけない事は早く終わらせたい。」という思考が強い人に多く見られる現象です。宿題は先にやっておきたい…とか用事は早く済ませておきたい…とか。私も外出する際は帰ってから掃除をするのが面倒なので出かける前に掃除を済ませておくようにしています。

これも一種の「先にやっときたい症候群」ですね(笑)このようなタイプの人は学科試験の終了時間に余裕を持たせておきたい(早く終わらせて安心したい)ので急いで答えを書いてしまい後になって見直そうと考える傾向が強いです。早く終わらせたい気持ちも分かりますが文章はゆっくりと読みましょう。

第4位…本番に弱い(162回答)

練習問題を行っている時点では90点以上取れるのに、いざ本番になると86点とか微妙な数字を叩き出してしまう現象です。自宅(?)で学習するときと本番とでは雰囲気が異なるので、なかなか思うように頭が働かなくなってしまうのかもしれません。逆に言うとほとんどの人は本番に弱いです。

修了検定や卒業検定時も同様のことが言えるのですが、試験直前になって「ウヒャャャャ!」ってテンションが上がる人はまずいません。周囲の状況に惑わされずに「いつも通りの要領でやればいいんだ」と自分に言い聞かせるようにしてみると良い結果がでるかもしれません。

第5位…時間が足りない(78回答)

制限時間内に終わりきらなかったパターンです。問題を深読みし過ぎて先に進めなくなったり、ひとつの問題に固執してしまって時間が足りなくなったりします。基本的に3分考えても解決しない問題であればそれ以上考えても進展しない可能性が高いので、頭を切り替えて先に進むことが大切です。

以下色々…(残回答)

他にもたくさんの意見がありましたがそのほとんどが「集中できない」「手が震える」などマイノリティーなものが多かったので割愛します。上記の1位~5位の内容が、統計としてはしっかりとしたデータだと思いますので効果測定になかなか受からない人は参考にしてみて下さいね。